令和3年3月
①トラスツズマブ(ハーセプチンのジェネリック)+②ドセタキセル
二種類ですが、副作用の症状を観察するため、2日間にわけて治療を受けます。
①トラスツズマブ投与
1日目 90分かけて点滴し、あわせて3時間位ベッドで休んでました。
悪寒・発熱の可能性があるので座薬が処方され、CVポートに針を刺す時思いのほか痛かった
でも、アレルギー反応はなく倦怠感は少し感じましたが、夫の迎えで4時間後位に帰宅できました。
投与から5時間後に悪寒がはじまり、手の冷え・関節痛・寒気が強いので
電気毛布を使用。体温36.6℃→37.8℃→38.6℃で座薬使用。
体に力が入らず大変でしたが、なんとか自力で座薬を挿肛(夫に依頼したら断られた)
2時間後位に解熱し、夕食はペロリでした。
②ドセタキセル投与
【2日目】前日の副作用症状を報告後、予定通り点滴開始。
以前からある耳鳴りが強く、脱力感と舌のシビレが気になる。
【3日目】寒気と脱力感が気になる。食欲が落ち便秘3日目でお腹が苦しい。(マグミット内服開始)
【4日目】関節の痛み、倦怠感が辛い。胃のむかつきで食欲が落ちる。
便秘4日目、便秘が元で吐き気が強くなる場合があると聞いていたため
イチジク浣腸を夫に買ってもらい、自力で浣腸し排便。(夫に浣腸を依頼したら断られた)
【5日目】頭皮と腰背部の痒み・発疹出現、関節痛、倦怠感、食欲低下。
【6日目】頭皮と腰背部の発疹と痒み、関節痛、倦怠感、下痢、ムカつきが落ち着き食欲が戻る。
【7日目】関節痛、倦怠感、頭皮と腰背部の発疹と痒み以外は落ち着く。
【8日目】関節痛、頭皮と腰背部の発疹と痒みが少し強い、排尿時に尿道がチクチク。
【9日目】通院日 副作用の症状を報告・対処内容について。
●抗体検査後 白血球数値は不明 →フィルグラスチム(白血球数を増やす注射)
倦怠感は2~3日で良くなると言われ、翌日の夕方に発熱(37.7℃)したが、倦怠感は消失。
●便秘:子宮体癌術後、便秘時にマグミットを内服中なので継続。
点滴後の排便リズムをつかみ内服タイミングの調整・水分補給・ストレッチで対応
イチジク浣腸は使用して良いが、意識低下に注意するように言われた。
●発疹・痒み(頭と腰背部):軟膏とローション塗布、内服薬のみきり終了。
※CVポート部のただれは、塗布しても改善しなければ電話連絡の指示。
●排尿時のチクチク感:白血球が下がり細菌が入りやすくなっているので水分を多く取り
排尿を促すようにしてください。
生まれて初めての抗がん剤治療で、緊張と不安な気持ちでいっぱい。
思わず、夫に付き添いを求めると、通院には毎回付き添うようになりました。