さてさて最速で第5話まで放送した今年の秋アニメ。

正直初めてアニメ観過ぎて死ぬんじゃないかというくらい観てますが、ここらで一つ恒例のちょっとした感想記事を書いておこうと思います。



新生GONZOが8年振りにある意味原点回帰として制作した『ラストエグザイル-銀翼のファム-』ですが、期待以上の作画と構成力に感心しています。前作はGONZOらしい良く言えば広大ですがいささか真面目過ぎるキャラとストーリーが仇になった感がありましたが、今作では三人のメインヒロインの個性と立ち位置を前面に出すことで上手くガス抜きが出来ており、マニアじゃなくても観易い作りになっていると思います。今後描かれるであろう前作のストーリーとのリンクも非常に楽しみです。

今期のレビュー記事に選んだ『僕は友達が少ない』は、これまた良い意味で予想を裏切ってくれました。とにかくメインヒロイン二人の声優が抜群に合っており、主人公も良い意味でエアーなので純粋にキャラ萌えアニメとして楽しめます。今後はヒロインが増産されてくるでしょうが、主人公には変わらず邪魔にならない活躍を期待したいです。

今期前評判からブッチギリでNo.1の話題作『Fate/Zero』は、確かに同シリーズの他作品を制作したディーンは何やってたんだと海外のアニヲタからも説教されるくらい神作画が続いていますが、全体として原作の楽しみ方を知っている方が明らかに満足する構成になっているのも確かです。分割2クールということで今後も神作画は続くでしょうが、最後は結局ステイナイトとの整合性は維持しなければならないストーリーの新鮮味の無さをどのようにカバーしていくのかは非常に興味があります。

『SHUFFLE!』でヤンデレヒロインによる空焚き鍋を観せてくれた細田監督作品の 『未来日記』。作画も丁寧でとにかく自然と設定が頭に入ってくるような構成力が素晴らしい。メインヒロインである由乃のチートぶりも魅力ですが、マスコットキャラムルムルにCパートを任せる遊び心には余裕すら感じます。このデキならすでに完結している原作を上手く補正して描き切ってくれることでしょう。

今期の個人的ダークホース『ましろ色シンフォニー』。名門女子校に少ない男子生徒と定番のハーレム設定ですが、とにかく主人公が紳士的で厭らしさが無く、その相乗効果で周りのヒロインの個性と魅力が際立っているのが非常に良い。何気にセンスの良いOP・ED曲も上手く作品の世界感を確かなものとして視聴者に提供出来ていると思います。案外低かったメインヒロインのデレ沸点も偶には良いと自然に思えてくる良作です。


以上が現在の今期アニメのベスト5です。以下に挙げる作品も一応視聴していますが疲れるので、今回は感想を差し控えます。

『ベン・トー』 『WORKING’!!』 『真剣で私に恋しなさい!』 『ちはやふる』 『C3 - シーキューブ -』 『灼眼のシャナIII』 『バクマン。2』 『機動戦士ガンダムAGE』 『境界線上のホライゾン』 『マケン姫っ!』 『ペルソナ4』 『ギルティクラウン』 『UN-GO(アンゴ)』


ではでは~♪