突然ふと、キャメロンディアスを思い出しました。
高校生くらいのころまでは、海外の俳優さんをみて、子供心に、「外国の俳優さんは”個性的”な人、多いな。」と思っていました。
もちろん、容姿端麗で美しい人はたくさんいますが、そうでない人も多いな、と。
マッド・デイモンやトム・ハンクスもかっこいいと思ったことはなかったし、女優さんでは、キルスティン・ダンストを見た時、「もっときれいな外国人はいるんじゃない?」と失礼ながら思ってしまいました。注意:個人的感想です。ファンの方、ごめんなさい。
でも、キャメロンディアスを見た時、「この人、顔立ちがか好みじゃないけど、なんか、すごいチャーミング!!」と思ったのです。女性に初めてこういう感情を持ちました。
スタイルはもちろん抜群だし、かっこいいんだけど、なによりも笑顔がびっくりするほどかわいいの❤
ミランダ・カーを雑誌で見た時も同じ感想でした。
そういえば、キャメロン、47歳の時、代理母出産で、女の子を授かったという情報があったな。。。
と考えていたら、あの名作「HOLIDAY」が見たい!と思いました。
クリスマスシーズンになると観たくなる映画としてもよく名が上がりますよね。
映画館で観たとき、わたしは当時27歳。「普通におもしろかったな~」という感想だった気がするのだけど、内容はしっかり覚えてなかったので、アマプラで検索したら、無料で観られるということで、朝から早速視聴。
ここからはネタバレなので観ていない方は、ご遠慮ください。
クリスマスのシーズンに失恋した、ロンドンとロサンゼルスそれぞれに住む二人の女性が互いの家を2週間交換するという話。
そこで生まれる恋愛模様や主人公たちの感情の変化が描写されています。
ロンドンに住むアイリス(けいと・ウィンスレット)は新聞社で働くコラムニスト。LAに住むアマンダ(キャメロン・ディアス)はハリウッド映画の予告制作会社を経営する大金持ちのやり手社長。
2人は、離れた土地で、同じタイミングでそれぞれのクソ彼氏との失恋で落ち込んでいました。
そこで、「ホーム・エクスチェンジ」というサイトで、二人は出会い、2週間互いの家を交換し、しばし傷心休暇を取ることになります。
そこでの出会いは二人にとってとても最終的に全員がハッピーエンドで終わります。(端折りすぎですね笑)
やはり、27歳の私と、43歳の私では、観ているときのテンションも感情も全然違っていたと思います。
今日の私は、ずっと泣きっぱなしでした。
前半での失恋を負った二人の感情が痛い程わかったし、27歳の私にはわからなかった人を愛する喜びも、奇跡であり、人生の意味であることが、今の私にはよくわかったから。
「こんな風に、人に愛されたい、そして私も愛したい。」
「ただ純粋に人を好きになって、傷ついたとしてもその人の胸に飛び込みたい。」
そんな風な感情が湧き上がってきました。
ただ、ここに出てくるヒロインの女性たちは、二人とも、ちゃんとした職業についていて、成功しているバリキャリ。
「そんな、簡単にイギリス~アメリカに渡航する費用を、持ち合わせておりませんけどね、普通。」とところどころで、つばきのひねくれがでてしまったのは事実なんですけどね。
いや、それでも、本当にいい映画。名作。
改めて観て、この映画で一番伝えたかったことは、人は動き出すことで、何かがはじまり、新しい世界が見られるということなのかなと思いました。
一度見たことあるという方でも、時を経て、成長した大人になってもう一度見ると、受け取り方、見方も変わっていると思いますので、ぜひ、ふたたび、観てほしいです。
お読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。