『朗読LIVE「映画に出たい！」～ニールサイモンを読む 』
の稽古場に潜入しました
稽古場に普段着の役者が三名。演出家が一名。
パイプ椅子に腰掛けて、百均っぽいファイルを開く。
そこから、
こんな重厚で立体的な世界の扉が開くとは。。。
それは、演劇より安易な
（台詞を暗記しない。動きが無い）
表現手段として想像する「朗読」というものとは
明らかに一線を画していました
信頼に値する脚本にからだを預けきって
一級の俳優たちが、自分で己を演出しながら
能力のかぎりの火花を散らす姿から、
観ている側の想像力が、果てしなく広がってゆく
延々と続く返し稽古と密度の濃いディスカッションを
ずっと視続けていたかったです
☆
プロデューサー＆出演の 森実友紀さん
「こういう役をこういうふうに演じたかったんだなぁ！」
が、アドレナリンいっぱいに放出されています
ざねさんの¨リビー¨
めちゃくちゃエネルギッシュで、エモーショナルです
☆
出演の 杵鞭麻衣（きねむち まい）さん
「ざね、よくぞ、ここまでベストなキャスティングを！」
と唸らざるを得ないすごい女優さん
むちさんの¨ステフィ¨
とても人間的で、カリフォルニアの匂いがします
☆
出演の 池田稔
「池田が、熱い。知力、能力、胆力、全開で遣ってる！」
世話役感が皆無の池田、とても刺激的です
池田の¨ハーブ¨
大人の麦茶のどの池田ともちがいます
ぜひ、みなさんの感想を聴いてみたいです
☆
そして、
演出の Toriさん
さっき「俳優が自分で己を演出しながら」と書きました。
では、Toriさんの役割は・・というと
曇りの無いぴかぴかの鏡みたい
「俳優のための演出家」ということばが思い浮かぶ
うっとりするような仕事をなさってました
・・具体的には、後日談として書きますが
俳優さんなら、誰でも
「Toriさんに見ていて欲しい」
と願うであろう、そんな演出家です
同じ、俳優さんを演出する立場の人間として、
Toriさんの在り方は、非常に勉強になりました
「ぱくれ。ぱくれ」と池田がニコニコして言ってました
ぱ、ぱくれるかな～。自信ないけど、がんばります
☆
『朗読LIVE「映画に出たい！」～ニールサイモンを読む 』
これは、見逃さないで欲しい！
1月25日。南青山MANDALA の客席でお会いしましょう