S端子/RCA端子共通ケーブル作成 その1 | 大人の子供部屋

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作りたいものがどんどん出てきます。

ファミコンは通常ビデオ(RCA、コンポジット)信号、
スーファミはS端子信号で遊びたいのですが、
それぞれケーブルが別になります。

テレビ側にビデオ入力が2つあるのでケーブルを2本ともつないでおくのもよいのかもしれませんが、できるなら1本で済ませたいです。

というわけでS端子とRCA端子共通のケーブルの作成にトライしたいと思います。

いつも通りすごく安易な考えなんですけど。

こちらがスーファミのS端子ケーブルです。



S端子の映像は超きれいです。
ドットがくっきりするんです。
RGB端子映像にかなり近いです。

このケーブルに黄色のRCA端子ケーブルを追加します。
4端子を1本のケーブルにして、それをずっとテレビ側につけておきたいと思います。

まずは黄色のRCA端子ケーブルを調達します。

今回のイケニエはスーファミのステレオケーブルです。

少し苦労しましたがマイナスドライバーでケースを開けることが可能でした。

特に回路は入っていないようです。良かった。

多分つながっているだけですね。

コネクタの端子位置をメモったうえで端子を引っこ抜いてみます。



抜いた際に端子が変形してしまった気がします。

よく分からないので、
端子部分がどうなっているか結局ばらしてみることにしました。



ああ、こんな形状で収まっているわけですね。
端子形状を修復しました。



さらに掘り進み…、



必要な2端子を抜き取りました。




ゴムのところをデザインナイフでサクッとさばきます。



抜き出せました。
この黄色い部分を移植しちゃいます。

次に移植先のS端子ケーブルです。



壁掛けの都合で背面が狭いので端子部分を極力小さくしておきます。



カットしました。
が、まだ壁と干渉します。



さらに小さくしました。

ここまで切ると、金属部分が顔をのぞかせてきますのでここまでにしておきます。

コネクタを同様に開けてみましょう。



配線を確認しました。
ネット情報と合わせてメモっておきます。


強引ですがゴム製の部品にケーブルを通さなくてはいけません。
さっきはさばきましたが移植先はそういうわけにはいきません。


ペンチで広げたりしつつ何とか通せました。




黄色の端子を所定の位置に挿入します。
黒い線(GND)のところはとりあえずS端子のGNDとお試し接続してみます。


この状態でファミコンが映るか試してみます。

ファミコン側。


テレビ側。赤、白、黄色、S端子の4本ともつなげます。


結果ですが、ダメでした。

S端子が接続されているので、S映像入力と判断しているようです。

なので、音声だけは出ます。

S端子を外せば映ります。

コネクタ側でスイッチ式にできるか…?
テレビ側でS端子を抜き差しするか…?

ちょっと考えます。