久しぶりに少年ジャンプの漫画を読みました。
(作者: 江ノ島だいすけ)
YouTubeで「打ち切りが残念な漫画」として紹介されているのを見て興味を持ち全5巻を買いました。
おもしろかったです。
「ダークメルヘンストーリー」、
「歪な復讐譚」と紹介されています。なかなか良い雰囲気。
お話は「理想の人間」を求めた天才科学者により造られた「人造人間」を軸に展開していきます。
人造人間に襲われた一族の生き残り「八百あしび」
お供の美しい女性と2人で、
人造人間を抹殺するための旅を続けます。
その彼らと対峙する人造人間は人間離れした身体能力を持ち、
ある理由から人間たちを襲います。
途中、ジャンプ漫画らしくバトル物っぽくなって、ちょっとダレちゃうけど、最終巻まで一気に楽しく読みました。しっかりと完結しているのがよかった。
また、最終巻には前日譚、後日譚となる「蛇足」と題されたお話もありますので、最後まで読むのがいいんじゃないかなと思います。(連載の元になった読み切り版『人造人間100』も収録)
(最終巻の表紙も良い)
作者である江ノ島だいすけ先生のメジャーデビュー作品となるようですので、次作にも期待したいです。
(※文中の画像は公式サイト、無料試し読み分から引用しています)