とにかく思いついたことをやってみる。
やってみたらよい、と言われたことは全部やってみる!
自分はまだ誰にも知られていない新人で、この新しい世界のなかでは何者でもない。
だから、<自分から動く>が基本です。
待っていても、なにも起きないのです。
でも、<自分から動く>をいくつも積み重ねていくと、少しずつ返ってくるものが増えていく。
出したお手紙のお返事が返ってくるように。
そんなふうに、<反応をもらう>フェーズに入っていきました。
いただくお手紙には、思ってもみなかったことが書かれていることが多かった。
たとえば
気まぐれに着た鮮やかな色のワンピースをとても褒められる。
ちゃちゃっと適当に作った鑑定書がすごいと言われる。
鑑定を始めてまだ間もないタイミングで、星読みを教えてほしいと言われる。
自分にはなにもない。何者でもない。
たしかにそうだけど、みんなの反応の向く先に向かっていけば、わたしもこの世界でなにかできるのかもしれない。
何者かになれるのかもしれない。
そんなふうにして、かえってくる反応をたよりに、新しい世界での自分をすこしずつ確立していくことができました。