こんにちは。
10禁デチューンショットガンの調整をしていたのですが、ちょっと困ったことになりました。
やっていたのは、給弾不良等で1~2発しか撃てなかった時の初速の調整。
3発全て装填されなかった場合このタイプは初速が上がってしまうので、10禁だと問題ありです。
なので以前ネットで見た情報を元に、シリンダー内部に穴を開け3つを繋いでしまう方法で圧力を逃がす調整をしてみました。
頂点のシリンダーから下に向かって交差するよーに穴を開け、もう一つサイドからも下の2つのシリンダーを繋ぐよーに穴を開けます。
これでシリンダー内部は3つとも穴でつながりました。
あとは外の穴を塞げばOKです。
0.8~1~1.8mmとテストしながら開けてみて、最終的に2mmの穴を開け丸棒で塞ぎ瞬着固定です。
この状態で例えば1発しか装填されない場合は、他のシリンダーに圧力が逃げて発射されるBB弾の初速は下がるはずです。
結果は2発発射でこんな感じ。
1発発射時は計測不能。
というか発射されずにマズルからポロっとするよーになりました(笑)。
「よしOK!」ということで試射。
ところが問題発生です。
というのも、着弾音が複数回聞こえるんです。
「パララッ」っていう感じ。
何回撃っても「パララッ」って聞こえます。
そこでやっと気が付きます。
あー、落ちが分かりましたか?
っていうか、最初から分かっていた方も多いと思ますが、私の場合やってみてやっと気付くタイプなので(苦笑)。
3つのシリンダー内部を穴で繋ぐことによって、一番早くパッキンを抜けたBB弾に圧縮された空気が多く流れてしまうんですね、なので次のBB弾にまた少し多く、そして最後はその分少なく送られます。
だから着弾時間がズレて「パララッ」となる訳です。
さっきは1~2発時の初速低下を見たかったので3発時の計測はしていなかったのですが、改めて計測しなおすと10禁初速をクリアしていたはずの初速が約48m/sとオーバーしています。
結構なレベルで1発目のシリンダーに圧力が抜けてしまっているよーです。
ちなみに2発発射すると、1発目は5メートル先の的まで到達しますが、2発目はポロリです。
この現象、例えば18禁に施して10・20・30mなどを撃っていたら気が付かない(気にならない)かもしれませんし、元々の初速も違いますから、これほどの差が出ないかもしれません。
でもまぁとりあえず、このままでは10禁でこの方法は使えません。
多分10mくらいでも、届くのは1発目だけで後の2発は弱々しくなってしまう気がします。
そんな感じなので、この方法はボツ。
予備のシリンダーに交換して復旧しました(汗)。
さて、何かイイ方法はないんでしょうか。
今回の現象は「CYMA純正パッキンと10禁仕様の組み合わせ」で発生したもので、使用するパッキンの違いで変化する可能性があります。
では、また。
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