こんにちは。

 

とりあえず全く動かないM4A1をバラしてみると色々と問題が見えてきました。

 

動かないのは「電池の液漏れで端子が錆びてしまっていた為に通電しない」だけだったよーで簡単に解決。

 

ですが、分解してみるとそれ以上にヤバイ状況です(苦笑)。

 

相当古い個体のよーで、ノズルやチャンバーなどホップパッキンが接触しているパーツが変色。

 

 

ホップパッキンは硬くなり、アームの跡が付いてしまっています。

 

また、ホップアームを動作させてもホップパッキンの出方に変化が無く、パーツの変形かなにかで上手く機能しません。

 

幸いそのほかに内部の破損は無いよーですが、前の所有者がやらかしたイタダケナイ補修の形跡もあります。

 

リアサイトは、クリック感を担うスプリングとピンもしくはベアリングを紛失した上、つまみ固定用のイモネジの存在に気が付かなかったのか(レンチが無かったのか)接着剤で固定されていました(汗)。

 

接着剤を取り除いた後のリアサイト基部 クリック感用の丸溝がすべて埋まっていました(汗)

 

調整後上手く撃てないよーなら、パーツ取り用に保管になるかもしれませんね。

 

まぁ、とりあえず今回の目的の「バレルとシリンダーの関係」を見ていきたいと思います。

 

ネット情報では「ボーイズのインナーバレルを延長しても効果は無い」というのが常識のよーですが、実際に計測して計算してみます。

 

インナーバレルは内径6.08ミリで長さが約125ミリ、シリンダーは内径18ミリで長さが28ミリ、そこからピストンヘッド分を差し引いて約20ミリで計算します。

*シリンダーサイズは電ブロとほぼ一緒です。

 

すると比率は1:1.4(バレル:シリンダー)となりました。

 

適正比率は1:1.5~2くらいとされているので、少しシリンダーの容積が少ないか、もしくはパーツ計測が少々曖昧なので実際は1:1.5くらいなのかもしれません。

 

この結果(適正値加減付近)を見ると、これ以上バレルを延長しても初速は下がる傾向になると考えられます。

 

また、10禁初速を超えているのでスプリングを弱めてもイイくらいです。

 

単に初速を上げたいのであればタイトバレルに交換も効果はあるかもしれませんが、10禁パワー維持であれば基本的にバレル交換はしない方向でイイと思います。

*今回はバレル内の清掃とマズルをテーパー加工しておきました。

また、バレルがタダの筒(パッキンはチャンバーに付いていてバレルは加工不要)なので、マルイ純正真鍮バレルを使って精度が変わるかのテストは後日するかもしれません。

 

では仮組して初速計測してみます。

 

 

11.1Vリポバッテリーで計測。

 

 

初速はオーバー気味の46~48m/s台でした。

 

 

サイクルはこんな感じ。

 

試射した感じはなかなかのもので、しっかり狙ったところに中りますし、ホップもどーにか機能しています。

 

あとは電源まわりとトレーサー加工、グリップセーフティの処理とリアサイトの機能復活、それとマガジンがキツキツなのでその調整くらいです。

 

さて、どこから取りかかりましょうか(笑)。

 

 

 

では、また。

 

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