昨日から実家に1人で帰省中です。

一昨日の夜突然予定が入り、
帰る日の朝、
「今日急きょ帰る事になりました」
とお母さんに連絡を入れました。

え?!今日?と驚いた様子でしたが、
急な帰省にもかかわらず、
お父さんもお母さんも嫌な顔ひとつせず、
快く受け入れてくれました。
思い返すと2人とも、いつもそうでした。

20代私のオトナの反抗期を経て、
5年ぶりに実家に帰る時、
私はとても緊張していました真顔あせるあせる
(怒られるんだろうか…?)
(どんな顔をして会えば…?)
(第一声なんて言うだろう…?)
最寄りの駅まで
車で迎えに来てくれたお父さんは
「久しぶり、元気かいね?」と
いつもと変わらない口ぶりでした。
お父さんのその姿を見て、
当時私は
とても安心した事を思い出しました。

"私は愛されていたんだ"
今それをじんわりと、
少しずつ感じています。

私の中の高い高い理想の
父と母ではなかったけど、
お父さんもお母さんも
2人の知っている知識や経験の中で
必死に育ててくれたのだと、
今実感しています。

昨日の夜、
私が寝床に入った後も、
2人の話し声が聞こえてきました。
何を話しているのか、
内容までは聞き取れません、
2人がたわいのない会話をしている、
(…なんだか安心するなぁ…)
(…なにを話してるのかな…)
(…あれ?こんな事もあったかな…?)
コドモ時代、
いつも戦火の中で
戦っていたような感覚で
過ごしていましたが、
こんな穏やかな時も
あったかもしれない、
辛い記憶が強く残り過ぎていて
見過ごしてきた小さな幸せの日々、
本当はそんな場面も
たくさんあったに違いありません。


Ako-ya