昨日は、打ち合わせのため

久々に品川駅へ。

 

まだ自粛解除直前のためか、

やはり人は少ないね

 

品川の港南口ビル街は、夜ともなれば人もまばら

ビル街に人がいないって

こんなに不気味な世界になるのね。

 

おしゃれなビル街も人がいなければ

ただのゴーストタウンと化してしまうってこと

 

ふと考えたのだけれど、

こんなにビルビルビルの街にしてしまって、

果たしてよかったのでしょうかね

 

良かったのは誰なんでしょうね

私は街ではなく町が好きだわ

 

人の暮らしがそこにあって

生活の匂いがして、

夕方になると、買い物に出てきた人と人が行き交う

そんな町が好き

 

コンクリートのビル街がどんなに整備されていても、

そこに留まる人はいなくて、

足早にその街から離れる人ばかり

 

これからの日本って、

必ずやってくる大きな震災や異常気象にどう立ち向かっていくのだろう。

今までとは違った国つくりや町つくりがきっと必要になるはず。

巨大なビル街を造ることより

人間が本当の意味で豊かに暮らせる町つくりに

取り組まないと、人々の生活は疲弊してしまうのではないかしら

 

懐かしい昭和にカムバックするということではなく

新しい時代の町つくりがきっとあるはず。

人の塊を入れる箱つくりを続けてきたことには

もう限界があり、

今度は個と個が繋がる人の暮らし方へと変わるはずだもの。

そんなことを考えた夜の品川ビル街でした。