昔話『 なんにも千太郎 』(2) 作品NO,2210 | 短編小説*詩・童話・創作文学の奇跡

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(朝の目覚め) ZARD Portfolio
1 Good-bye My Loneliness … 4 負けないで このあたりで、ベッドから起きる。 映像があって、あの声だから、あの顔を見ようと目が開くのでした。

    昔話『 なんにも千太郎 』
(2)


ある日、村で騒ぎが起こっていた。


国の役人から、国じゅうの村の

村長(むらおさ) たちに呼び出しが

あった。


帰って来た村長の話によると、他国

の村々が盗賊団に襲われて、家畜や

食糧が盗まれたということだった。

村長は立札を立てて、村人に気を

つけるように注意した。



一方  何も知らない千太郎は、昼飯

を食べると、いつものように

ブラブラと森に入って行った。



千太郎は、長いことこういう生活を

しているうちに、森の野生動物と

言葉を超えた能力で、意志が通じ

合うようになっていたのだ。



森の動物たちが伝えて言うには、

たくさんの人間が森の方へ近づいて

来ていると言うのだ。



( つづく )



作:大人コナン