井上和彦のいろんな「はい。ご主人様」が聴きたい! | オトナアニメ編集部のブログ

井上和彦のいろんな「はい。ご主人様」が聴きたい!

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 女の子にとって憧れの王道とも言える組み合わせ<ご主人さまと執事>を、大々的にフィーチャーしたCD『はい。ご主人様』が2011年4月28日(木)に発売予定です!

肝心の「執事」と「ご主人様」を演じるのは……。

■キャスト
◆執事◆
井上和彦

◆ご主人様ズの面々◆
生まれながらにして王者のご主人様/たなかこころ
甘えん坊のご主人様/門松涼
頭に花が咲いてるご主人様/藤坂和史
昨日まで庶民だったご主人さま/田中智一朗
実は男性なお嬢様/水野未来
執事を食べちゃいたくてしょうがないご主人さま/小菅達也
厨二病でひきこもりのご主人様/山口智大
熱血人情派のご主人様/中村雅人

 なんと、バラエティに富み過ぎる性格のご主人様たちひとりひとりによる、要求や甘え、わがまま、命令、無茶ぶりetc.に対し、井上和彦さん演じる泰然自若(?)のスーパー執事が「はい。ご主人様」とお答えしていく……というシチュエーションの数々がちりばめられているCDなのです!

 ちなみに、執事を意のままに(!?)扱おうとするご主人様たちを演じるキャスト陣の多くは、<B-Box>に所属する若手の声優さんたちです。その<B-Box>を率いるその人こそが、声優界の超・ベテランでもある井上和彦さん。つまり、普段の立場が逆転しているわけです!

 井上和彦さんはひとりで、8人のご主人様たちへ、執事としてどのように立ち向かったのでしょうか? たなかこころさん、門松涼さん、藤坂和史さん、田中智一朗さん、水野未来さん、小菅達也さん、山口智大さん、中村雅人さんが演じる、若きご主人様たちは大先輩に対し、絶対者としてどんな風に振る舞ったのでしょうか?

 そんなちょっぴり複雑な関係性のなかで、しっかりとその職務を果たし終えたキャストのみなさんから、お話をうかがいました。

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――収録を終えての感想や演じた役柄、もし次にご主人様役や執事役があるとしたら
どのようなタイプを演じたいかなど、教えてください。

井上 「メェー」(一同笑 「ひつじ」と口々にツッコミが入る)。僕は執事役ですので、「はい。ご主人様」を連呼しまして、100回くらいは言ったんじゃないかと思います(笑)。こんなに若い人たちに「はい。ご主人様」と言う機会もあまりないので、とてもいい経験になりました(笑)。きっと、言われた方はちょっとくすぐったい気持ちだったんじゃないかと思います。
 無理難題を押しつけられたのに、それでも「はい。ご主人様」と答えなくてはいけない執事の苦しい胸の内、ドキドキする胸の内、いろいろな想いを「はい。ご主人様」にこめて表現してみました。ただの「はい。ご主人様」なのに、ひとつひとつ受け応えが違うんだなっていうのを感じて、楽しんでいただけるんじゃないでしょうか。決してコピペではございません(一同笑)。
 非常に楽しかったです。出演者も笑いを我慢するくらい面白かったので、今度はアドリブ入りの「はい。ご主人様」をやったら、また違った面白さが出るのではないかと思いました。

門松 甘えん坊のご主人様をやらせていただきました。甘えん坊というのが自分のキャラクターとは思いもよらなかったので、頑張ってカワイ子ぶってみました(笑)。自分の想像では執事さんのまわりをちょろちょろしているんだろうなぁとか、足下にまとわりついているんだろうなぁと思って、そんな感じで出来ればいいなと思ってやりました。とにかく楽しかったです。和彦さんに「はい。ご主人様」と言っていただいて大変申しわけないです(苦笑)。もし次があったら、カッコいい、クールな感じのご主人様ができればいいなと思います。

藤坂 天然なご主人様をやらせていただきました。ちょっとぼーっとしている感じもありましたし、ちょっとずれている人でした。普段の自分もちょっとおかしいのですが、それとは違うテイストだったので、元気に頑張りました(笑)。ほかの方が演じているご主人様を聞いていて、「いいなぁ」と思いつつ、もしほかにもご主人様がいるとしたらどんなのがいいだろうと考えて、ちょっと変態チックなご主人様がいたら面白いかなと思います(笑)。

水野 実は男性、なご主人様をやらせていただきました。今回、やらせていただくにあたり、おかまみたいな感じにするのはやめて、「体は男だけど心は女性」という綺麗な人にしようと思い、やらせていただきました。うまく伝わっていると良いのですが(苦笑)。男の体に女性の心というのは結構悩みつつ、和彦さんが過去にやられた役や女性の心が出ているなと思う作品を見たりしたんですけど、どうでしょう。また挑戦したい役ではあります。でも、次があるなら、クールなツンデレとかやってみたいなと思います!

たなか いちばんスタンダードということで、世界観のベースとなる役で、きっとここからいろんなキャラクターが崩していってくれるのだと思ったんです。この役の世界観を作る責任感というか……、ぶっちゃけネタフリじゃないですか。だから、しっかりと自分が完結したところまで持っていくと、ほかのキャラがどんどんおいしくなるんだろうなと考えていました。 だから、まわりを聴きながら「悔しいな、遊んでんなー」って思ったんです(笑)。もちろん、ほかの遊びようのあるキャラクターも楽しいんだろうなと思うんですけど、責任感も楽しかったので、また次があるなら、今度もばっちり世界観を作れるようにまたやってみたいなと思います。

小菅 執事を食べちゃいたくてしょうがないご主人様をやらせていただきました(笑)。この役をいただいたときにとても期待されているな、頑張らねばと思いまして、BがLなCDを毎日聴いていました。今回、役名らしい役名がなかったので、僕は自分のキャラクターにミハエルという名前をつけて演じました(笑)。フランスのいいところに住んでいる感じのイメージです。どうして執事を食べちゃいたくてしょうがなくなったのかな? とかいろいろ妄想していたら、最終的には双子の弟が登場したりして、ストーリーも妄想してました。でもやっていて楽しかったですし、和彦さんとこういうふうに絡めてとても嬉しかったです。次回があるならば、病弱で控え目な感じのご主人様をやってみたいと思います。

山口 厨二病で引きこもりのご主人様をやらせていただきました。まずこの役をやるにあたって、「厨二病」というものをネットで調べて役作りをしてみたのですが、ここにきてそれをすべて捨て、一から構築し直して作り上げたキャラクターがCDに収録されています。むずかしかったです。でも、もっと練って面白い方向に持って行けたらなと思うので、またこの役があったらやってみたいです。次回があれば、やんちゃな……とかわかりやすいキャラクターもやりたいなと思います。あと、和彦さんがやっていらっしゃるからだと思いますが、執事役も面白そうだったので、執事をやれる機会があったらいいなと思いました。

中村 熱血人情派ご主人様をやりました。熱血且つ人情あふれる、ということだったのでどういう生まれで、どういう育ちをしたらこういう人になるんだろうとずっと考えていました。でも現場に入ったら、設定に「ガチムチっぽい」ってあって(笑)。「がっちりでむっちりな人、なんじゃないか?」という話になりまして、そういう解釈もあるのかと思い、いろいろと考えてミックスされたキャラクターになりました。ほかにこんなご主人様がいたら面白いな……と思ったのは、執事上がりのご主人様とか。執事がいるのに自分もいろいろできるから執事と争うとか、そういうのも面白いんじゃないかなと思いました。

田中 昨日まで庶民だった命令し慣れないご主人様をやりました。「昨日まで庶民だった」ので、何故、ご主人様になることができたのかと考えて、遺産相続とか隠し子的なもので執事のいる上流階級の家に行ったのかなと。完全に場違いなところであたふたして、でも命令しなきゃ、という僕もそういう風になってみたいと思うくらいの設定でした。和彦さんに命令するのは……楽しくてしょうがなかったです(笑)。「足を舐めろ!」がお気に入りの台詞です。なかなか言えない台詞ですからね。次に新しいご主人様が出るとしたら、ロッカーなビジュアルバンド的なご主人様とかいたら面白いかなと思います。

――井上さんにお聞きしますが、8人のご主人様に言われていちばん気持ちよかった命令はありますか?

井上 潔くバンジー! という命令とか、「脱げ」とかね。結構キワドイ感じの気持ちよさもありました(笑)。あと、バナナを何とか……ね。いろいろありましたが、こちらの意図と違う形で想像が膨らんでも、当局はいっさい関知しません(笑)。

――最後にCDを聴いてくれる方へメッセージをお願いします。

井上 聴いてくれる貴方が本当のご主人様です。貴方のためだったら、何を言われても「はい。ご主人様」と素直に答えられると思います(笑)。こんなことを命令したいなというのを想像しつつ、楽しんでいただけると笑いも妄想もいっぱい膨らむと思います。

門松 8人のご主人様がいかに執事様をもてあそぶかというのを楽しんでいただきたいなと思います。

藤坂 執事とご主人様のやりとりというのは短かったのですが、「その後、どうなっちゃうの!?」というのを妄想してもらえるともっと楽しくなると思います。

水野 8人のご主人様の命令に対しての和彦さんの反応を楽しんでいただければと思います。収録中にみんな笑いを我慢しているという状態でしたので(笑)。そこを楽しんでいただきつつ、僕たちの演じたご主人様も楽しんでいただけたらと思います。

たなか 遊びのいっぱい詰まった楽しい作品になっていると思います。とても楽しませていただきました。聴いていただく方にも楽しんでいただけたら幸いです。

小菅 いろいろな楽しみ方があると思います。和彦さんのいろいろな「はい。ご主人様」で悶えてみたり、8タイプのご主人様がいるので「自分はこれに近いかな?」というご主人様がいると思いますので、自分と重ね合わせたり妄想して、毎晩寝る前に聴いて、幸せな気分で眠りについてほしいです(笑)。

山口 このご時世で執事が雇える日本人は多分いないと思いますが、このCDには8どおりのご主人様がいますし、自分の性格と併せてご主人様になったつもりで、妄想に浸って楽しんでいただけたら面白いと思います。ぜひ、楽しんでください。

中村 8人分のご主人様、執事の愛が詰まっているCDです。プラス、聴いていただく方の愛若しくは妄想でさらなる世界の広がりを見せていただけたらなと思います。

田中 日本にいながら、フランスというかイギリスというかそんな気分を味わっていただけると思います。これを聴いていると脳が活性化すると思います。和彦さんの、毎回反応の違う「はい。ご主人様」、これは国宝のように素晴らしいです(笑)。ぜひ、宜しくお願いします。

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『はい。ご主人様』
■CD
発売日:4月28日(木)
企画:FICE(ファイス)
発売元:恋緋夢
品番:KOHM-005
JAN:4539690031361
価格:2,500円(税込)
パッケージ:ジュエル(スタンダード)
※時限再販:2012年4月27日まで
http://koihimu.com/
©KOIHIMU

イラスト:心斎橋パルコ
主題歌:『Yes , My Lord』
作詞・作曲:FICE
唄:ご主人様ズ&井上和彦

☆初回盤特典ボーナストラック
・聞かせちゃイケナイ? 裏執事の爆笑マイクテスト
・フリートーク
(約20分予定)


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