腸を整えることで、いろんな素敵な事があるらしい。美容と健康と幸せ…全ては腸で決まるという。



じゃあ、どうすれば美腸になるの?


検索してみると、まぁ、いろんな方法があるんですよ。
それでね、ワタシはグリーンスムージーとかコールドプレスジュースが気になって…酵素も大事なんだろうけど、胃腸に負担をかけず栄養を吸収出来るから、内臓を休ませる事が出来る!っていう理論なんですけど…。

こう、…なんか腑に落ちないっていうのかなぁ。
咀嚼と唾液を完全に無視したお食事で、本当によろしいんでしょうか!?っていう疑問がありましてねニヤニヤ



『噛む』事に特化した講座を受けてきたんですよ!どこにでも行くなぁ…ニヒヒ






土鍋で玄米を炊いて、野草(今回はハコベ)を磯部和えにし、陰陽調理されたお味噌汁を、良く噛んで、良く噛んで、良ーく噛んで、いただきました目







病気の人は100回

美人は50回

元気な人は30回


(ワタシ、50回だな。デレデレ



よく噛む事で
若返ったり、免疫力がアップしたり、頭が冴えたり、体臭が減ったり、なんとお金持ちになったり
するそうですよ〜ポーン



噛むってタダやから、やらな損ですよ!ウインク




でね、よくよくお話を伺ってみると、『食養』を実践されている先生でした。



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《マクロビオティックの基本概念》

1.身土不二

・なるべく住んでいる土地で採れた食材を食べる:熱帯の人は、自然と陰性の食べ物を口にするので、体を冷やすことができる、、、極地の人なら、生の魚肉を食べることで必要な栄養素を補える等、土地の食べ物がもっともその土地に暮らすには都合が良い

・季節のものを食べる:旬の食材には一番栄養がある、旬の食材には、その季節に合わせた効能がある


2.一物全体

・食材を丸ごと食べる:皮ごと、根も葉も調理。魚なら頭から尾まで。

・精製しない:玄米、全粒粉等→オーガニックのものを!!

・基本的にあく抜きもしないで調理


3.食べ物の陰と陽の調和

・中国の易経の考えを食べ物に応用

・陰の食べ物:精製された穀類、温暖な地方で生育する、育ちが早い、水分が多い、地上で収穫等
 ・・・ナス科の植物、葉物、果物、砂糖、酢、香辛料等

・陽の食べ物:寒冷地で生育、ゆっくり育つ、水分少、地下に生育等
 ・・・根菜類、塩

・調理法で、食材を中庸に近づける:ゆっくり時間をかけて火を通すと、陽性になる、水につけると陰性になる等。


4.自然食品の摂取

・無添加・無農薬・無化学肥料の食品を食べる

・伝統製法の調味料・加工品を食べる

・安全な水を飲む・調理に使用



【補足】

マクロビの基本は、よく噛むこと。

ジョン・レノンは1口で100回、1回の食事で1000回以上噛んでいたそうです。

そのぐらいよく噛めば、玄米の消化も問題がなさそうですね。

それに、素材が良いと、噛めば噛むほど味がでておいしい。

よく噛むようになると、自然と薄味になり、皮付きの方が噛み応えもあるし、おいしいと感じるようになります。

逆に、顎関節症の人等は、玄米を分搗き米にするなどの工夫が必要そうですね。

よく噛んでいると、食べ物に対する感謝の気持ちがわいてくるのが不思議です。

脳にも良い刺激があるし、歯並びもよくなりそうですし、子どもの頃から良く噛む習慣をつけたいものです。



なかなかいい感じの内容ではないですか!ニヤニヤ

…でも、


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ここまでやると害が出そうだなぁ。チーン


《厳格なマクロビアンの食生活》

1.砂糖を摂取しない

2.魚介類・肉・乳製品・卵を摂取しない玄米菜食

3.ナス科(トマト、ピーマン、じゃがいも等)の食べ物を摂取しない

4.果物・野菜を生で摂取しない


砂糖を摂取しない、ベジタリアンである、という点で、現代の日本では受け入れられがたい印象があるようです。
「5大栄養素・1日30品目」を体に染み込ませた世代には、にわかに信じがたい食事法であるかもしれませんよね。


日本人の大人の腸の長さは約9.2m、欧米人は約7mと言われます。

腸の長い日本人が、肉食を中心にすると、老廃物が長時間腸にとどまることになり、これが大腸癌の原因になっているのではないかと言われています。

さらに、動物性たんぱく質を多く摂ると、血液が酸性になるとも言われています。

それに、動物の体温が、人間の体温よりも高いことを考えると、動物の脂というのが、人間の体に良いかどうか、不安になるところです。



世の中にいろんな理論があって、どれを信じていいのか!?
わからなくなりますよね〜笑い泣き



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また、歯の数が、人間にふさわしい食生活を表しているという考えもあります。


それによると、固い野菜を噛み切る「門歯」が8本、固い野菜を引きちぎったり、たまに肉食をする「犬歯」が4本、あとは穀菜食のための「臼歯」20本、つまり割合で考えると、野菜29%、魚・肉14%、穀物57%が良いということ。。。

そのため、マクロビオティックでも、肉は月に3回程度、魚は週に1~3回程度はかまわないといわれています。



育ち盛りの男子中高生のお食事を考えると、ちょっと無理ありますよね〜滝汗



過ぎたるは及ばざるが如し

                                 孔子・論語より



『中庸が大事』ですよね〜真顔




ちなみに、天皇家の食事は、身土不二、無添加・無農薬の食材、穀物食、一物全体食、という観点からは、マクロビに非常に近いものになっているんですって!


…そう言われると、なんだか真似したくなっちゃうデレデレ






最後までお読みくださり、ありがとうございましたおねがい