【以下ニュースソース引用】

精神科医・和田秀樹さんら名医の朝食を拝見!「朝食を抜くと認知症のリスクが高まる 炭水化物やたんぱく質の摂取はマスト」

配信

 

介護ポストセブン

「朝食は腹八分目を心がけ、欠かすことはない」と話す高齢者専門の精神科医・和田秀樹さん

 

 医療の最先端で活躍する名医の先生方。

 

激務を支える毎日の食事や生活習慣はどのようなものなのでしょうか。

 

そこで、精神科医・和田秀樹さんと高血圧治療の名医・渡辺尚彦さんにこだわりの朝食とルーティーンを教えてもらいました。

 

「認知症のリスクを軽減する食事術」や「血圧を下げるためにバナナを2本食べる」など、確かな知識があるからこそ、毎日実践している理由がありました。

 

みなさんも参考にしてみてはいかがですか。

 

  【画像】和田秀樹さんが約12年続けている朝食を見てみる。ヨーグルトにはあるものをかけて動脈硬化を予防しているんだとか

教えてくれた人

和田秀樹こころと体のクリニック院長 和田秀樹さん

 

 老年精神医学、精神分析学、集団精神療法学など、高齢者専門の精神科医として、30年以上高齢者医療の現場に携わる。『60歳から女性はもっとやりたい放題』(扶桑社)など著書多数。 日本歯科大学内科客員教授 渡辺尚彦さん 「ミスター血圧」の異名を持つ高血圧治療の名医。徹底的な減塩指導で知られ、全国から患者が訪れる。『血圧がみるみる下がる方法を1冊にまとめてみた』(アスコム)など著書多数。

【和田秀樹さん】年を取って朝ご飯を抜くと認知症の危険性がアップ!

 朝食は腹八分目を心がけているという和田秀樹さん。

 

ただ、年を取るほど、栄養不足や低血糖のダメージが大きくなり、認知症のリスクが高まるため、欠かすことはないという。

 

 「炭水化物のおにぎり、ハムや卵料理などのたんぱく質の摂取はマスト。

 

ヨーグルトで免疫力をアップし、3種類のスパイスを加えて動脈硬化を予防しています。

 

青汁を必ず飲むことで、食物繊維やミネラル、ビタミンを補給しています」

ある日の朝食

おにぎり1個(具材は魚介系でも肉でもたんぱく質を入れてのりを巻く)/目玉焼き1個、ハム2枚/青汁1杯(市販)/プレーンヨーグルト100g(シナモン、コリアンダー、ターメリックを合わせて1.5g振りかける)

Myルーティン

<1>1日の食事時間と量の比重は?

 

 【時間】

 

朝:8:00/昼:12:30/夜:20:30 

 

【比重】

 

1.5:3:5.5

 

 <2>おやつを摂る習慣は? 間食は摂らない。

 

 <3>果物はいつ食べる? 朝にときどきバナナ。

 

または、夕飯で少量のフルーツ程度。

 

 <4>1日の水分量は? 500mlのペットボトルを2~3本。

 

 <5>朝のルーティンは? 朝食前にスクワットと振動マシンに乗る。

 

【渡辺尚彦さん】栄養バランスは、1週間単位で考えれば大丈夫

「朝はバナナと豆乳、またはご飯と納豆です。

 

納豆とバナナはカリウムが豊富なため、体内のナトリウムを体外に排出する働きがあり、減塩に。

 

豆乳も血圧コントロールに良いので」と渡辺尚彦さん。

 

 「昼、夜は外食の機会が多いので、減塩するなら朝。

 

野菜も食べたいのですが、朝は忙しいので1週間単位で摂ることにし、金曜日の昼に野菜と海藻をたくさん食べると決めています。

 

海藻は塩分を絡めて排出してくれるので、積極的に摂りたい食材です」

ある日の朝食

バナナ2本/豆乳2杯(納豆ご飯の日は、塩分を控えるため納豆2パックにたれはかけず、からし少量を入れる) 血圧を下げる効果大のバナナは2本!

Myルーティン

<1>1日の食事時間と量の比重は?

 

 【時間】

 

朝:7:30/昼:13:00:夜:19:00~20:00頃

 

 【比重】

 

2:4:4 

 

<2>おやつを摂る習慣は? 間食は摂らない。

 

 <3>果物はいつ食べる? 朝、バナナを食べる。

 

時間がないときでもこれから活動をするのに良いため。

 

 <4>1日の水分量は? 水を1.5L飲む。ノンカロリーのため。

 

 <5>朝のルーティンは? 2日に1回、育てているネジバナに水やりをする。

 

 撮影/深澤慎平  ※女性セブン2024年7月11・18日号

 

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