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【精神科医が警告する】夏の暑さを乗り切るためのメンタル的なヒント・ベスト4

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ダイヤモンド・オンライン

Photo: Adobe Stock

 

 「夏の暑さを乗り切るためのメンタル的なヒントがあります」。

 

 そう語るのは、これまでネット上で若者を中心に1万人以上の悩みを解決してきた精神科医・いっちー氏だ。

 

「モヤモヤがなくなった」「イライラの対処法がわかった」など、感情のコントロール方法をまとめた『頭んなか「メンヘラなとき」があります。』では、どうすればめんどくさい自分を変えられるかを詳しく説明している。

 

この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、考え方次第でラクになれる方法を解説する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健)

 

 ● 夏に起こりやすいメンタルヘルスの変化

 

  夏が近づくと、開放的な気分になりますよね。

 

  でも、同時に暑さや日照時間の変化によって心と体に不調を感じることもあるんです。

 

  今回は、夏ならではのメンタルヘルスの変化や、対処法をシェアします!

 

  ・イライラとストレスの増加

 

  暑い環境に長時間いると、体がストレスを感じやすくなります。

 

  普段よりもイライラしたり、不安を感じたり、集中力が落ちたりします。

 

  暑い時間帯は無理せず、集中したいときは涼しい時間帯で行うといいでしょう。

 

  ・睡眠の質の低下

 

  熱帯夜が続くと、快適に眠るのが難しくなります。

 

  エアコンを使わないと室温が高くなって寝苦しくなり、睡眠不足になってしまいます。

 

  また、夏場は朝日が早く昇るため、いつもより早く目が覚めることもあります。

 

  遮光カーテンを使ったり、エアコンで適温に保つ工夫をしてみましょう。

 

  ・脱水症状と湿度の問題

 

  脱水症状は思考力や判断力を奪い、イライラやうつっぽさを引き起こします。

 

  意外と多いのが”高湿度”による室内脱水。雨が降った後などに室内の湿度が高まると、汗が蒸発しにくくなり、体温調節がうまくいかなくなります。

 

  これが熱中症や隠れ脱水の原因にもなります。

 

特に高齢者や子どもで起こるため注意が必要です。

 

 ● 夏のメンタルヘルスへの対処法

 

  夏は冬に比べて日照時間が長くなるため、メンタルヘルスが改善するイメージがあるかもしれませんが、人によっては「夏のほうがダメ」という場合もあります。

 

  そんな夏に起こるメンタルヘルスの変化を乗り切る方法をいくつか紹介します。

 

  ・適切な水分と塩分補給

 

  こまめに水分を取ることは大事です。

 

  水分を取ることで脱水を防ぎ、体温も下がります。

 

  汗で失われた塩分も適度に補給しましょう。

 

  ・快適な環境を作る

 

  暑い日は無理せずエアコンや扇風機を使いましょう。

 

  強すぎる日光は疲れやすくなるので、薄いカーテンやブラインドを閉めて、室内を心地よい温度で保ちましょう。

 

  ・早起きを前提に生活リズムを整える

 

  夏は朝日が早く昇るので、早く起きてしまうことを前提にして動いたほうが良いこともあります。

 

  いつもより早く寝て、早く起きることでリズムが整う場合があります。

 

  ・リラックスを心がける

 

  暑さや強い日光で疲れやすくなる夏は、リラックスが大事です。

 

  暑い日が続いてしまうとインドアに偏ることがありますが、涼しい時間帯には外出して気分転換をしましょう。

 

  楽しみながらリラックスすることを心がけてください。

 

  以上、夏の暑さはメンタルヘルスにさまざまな影響を与えますが、対策を講じることで快適に過ごすことができます。

 

  水分補給や涼しい環境作り、生活リズムの調整を心がけて、暑さに負けず楽しい夏を過ごしましょう! (本稿は、『 頭んなか「メンヘラなとき」があります。』 の著者・精神科医いっちー氏が特別に書き下ろしたものです。)

 

 精神科医いっちー 本名:一林大基(いちばやし・たいき)

 

 世界初のバーチャル精神科医として活動する精神科医 1987年生まれ。昭和大学附属烏山病院精神科救急病棟にて勤務、論文を多数執筆する。SNSで情報発信をおこないながら「質問箱」にて1万件を超える質問に答え、総フォロワー数は6万人を超える。「少し病んでいるけれど誰にも相談できない」という悩みをメインに、特にSNSをよく利用する多感な時期の10~20代の若者への情報発信と支援をおこなうことで、多くの反響を得ている。「AERA」への取材に協力やNHKの番組出演などもある。

 

精神科医いっちー

 

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