【以下ニュースソース引用】
なぜ「失敗を恐れる人」は“運”が逃げてしまうのか【5つの理由】
「もし失敗したらどうしよう……」新しいことを始めるとき、そんな不安が頭をよぎることもありますよね。
しかし、失敗を恐れることは、運にも関係してくるとのこと。
その理由について、心理学や脳科学に詳しいマインドトレーナーの田中よしこさんに詳しく教えていただきました。
教えてくれたのは……マインドトレーナー 田中よしこさん
株式会社コレット代表取締役。心理学・脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている。著書に『自分の気持ちがわからない沼から抜け出したい』（KADOKAWA）がある。
失敗を恐れる人が運を逃がしてしまう理由
私たち誰もが、好んで失敗したいと思う人はいません。
そのため、失敗を恐れてしまうのは自然なこと。新しいことに挑戦するときに躊躇してしまったり、途中であきらめてしまったりした経験は、誰にでもあると思います。
しかし、このような経験が積み重なると、運を逃がしている状態で過ごし続けることになります。
今回は、その理由を5つご紹介します。
1．チャンスを逃がしてしまう
失敗を恐れる人は、新しいことにチャレンジする機会を避けてしまいがちです。
これまでの成功体験だけを繰り返すことになるので、未来も変わらない状態が続きます。
リスクを取らないことで新たな成功の可能性を逃してしまうのだと、イェール大学の研究でも分かっています。
チャンスとともに、運も一緒に逃がしてしまうのです。
脳にとって良い刺激になるのは「好奇心と新しい経験」です。
小さなことでもよいので、ひとつずつ新しい経験やチャレンジを増やしてみましょう。
2． いつもストレスがかかっている
人間は誰しもが必ず失敗を経験します。
すべて成功する人はいません。
「失敗したらどうしよう」と失敗を恐れている状態は、常にストレスを感じる原因になってしまうのです。
長期的なストレスは健康に悪影響を及ぼし、ポジティブなエネルギーを引き寄せる力が弱まります。
これが、運気を下げてしまう原因になることもあります。
3．自己肯定感が育たない
失敗を恐れる自分をイメージすることは、自分を信じる能力を低下させます。
「自信がない」という理由で行動を起こさなければ、成功の機会を逃し続けるので、良い運をつかむこともできません。
また、常に失敗するというイメージを持ち続けることは、ネガティブな思考を強化してしまう悪循環に。
私たちは、自分自身でできることや信じる力を増やせます。
今までにできたことは、たくさんあるはず。
一度、丁寧に振り返って確認してあげましょう。
4．想像力が育たない
失敗を恐れることで、新しいアイディアや創造的な思考が抑えられてしまいます。
「できるかもしれない」という考えによって、人類は多くの新しい発明を生み出し、世界を広げてきました。
今、飛行機や宇宙に行けるようになっているのも、楽しく“想像”と“創造”を重ねてきてくれた先人たちの賜物。
想像力と失敗を恐れないマインドは、成功や運気を高める重要なポイントなのです。
5．人間関係の悪化
失敗を恐れ、不安を抱えることで、自分と似た人たちと一緒にいることができるかもしれません。
しかし、それによって新しい経験や人脈を得る機会を逃すことになります。
オックスフォード大学の研究によれば、人間関係を良好に保つためには、リスクをオープンに受け入れる姿勢が大切であることが分かっています。
良好な人間関係は、運を引き寄せるためにも重要な要素です。
「失敗」から学ぶことを楽しむ
最後に、一番大切なことを伝えさせてください。
失敗を避けることの一番のデメリットは、運だけではなく、成長の大きな機会を逃してしまうということ。
失敗から学ぶことこそが、私たちの最大の成功と成長につながるという事実を忘れてはいけません。
失敗を恐れることは、大きな損失なのです。
過去の失敗にまだ心を痛めている人は、「失敗から学ぶべきことが必ずあった」と自分に言い聞かせてみてください。
ウィンストン・チャーチルも「成功とは、失敗に対する情熱を失わずに進むこと」と言っています。
失敗を恐れずに、挑戦する楽しさを味わいながら、運を引き寄せる人になってくださいね！
shukana／webライター
【関連記事】
最終更新:
