【以下ニュースソース引用】
HSPが自律神経を崩しやすい原因はストレス?自律神経失調症の症状と体調を整える習慣について解説
精神科医しょう 精神科医/メンタルドクター
こんにちは、精神科医しょうです。
夜ふかしをしたりストレスで暴飲暴食が続いて、心身に不調が起きていませんか?
このような生活を続けていると自律神経が乱れ、『自律神経失調症』を引き起こしてしまう恐れがあります。
繊細なHSPの気質を持っている人は、些細な出来事に対して敏感に反応したり人間関係に悩みを抱えることが多く、ストレスによって自律神経の乱れが起こりやすいと言われているのをご存じでしょうか。
今回の記事では、HSPが自律神経を崩しやすい理由、自律神経失調症の症状、自律神経を整える習慣について紹介します。
HSPが自律神経を崩しやすい理由
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/drshrinksho/article/01800603/image-1718169218294.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ストレスを溜め込みやすい
HSPは繊細な性格の人が多く、人間関係に対してストレスを溜め込みやすい傾向があります。
友人のちょっとした冗談を本気で受け取ってしまい、家に帰ってからも思い悩んでしまったり、上司に怒られたことをいつまでも引きずってしまったりすることも多いのではないでしょうか。
HSPは感受性が高く何事に対しても深く考える特性を持っているため、なかなか気持ちを切り替えることができず、時間が経ってももやもやと悩んでしまいがちです。
また、敏感な気質によって刺激を受けやすく、些細な刺激に対してストレスを感じることもあります。
疲れが取れにくい
HSPの人は日常生活を普通に送っていても常に刺激にさらされているため、ほかの人よりも疲労を感じやすい傾向があります。
五感が鋭いため、音や光、におい、肌触り以外にも他人から発せられるエネルギーなどの目に見えないものに対しても疲れてしまうことが多いです。
常に周囲からの刺激を敏感にキャッチして、些細なことにも影響されて驚いたり落ち込んだりしてしまいます。
外出した日や人と会った日は、疲れ果ててヘトヘトになってしまうこともあります。
休息をとったとしても翌日にまた刺激を受けてしまうため、なかなか疲れが取れることがありません。
そのようなことから疲れが蓄積されて、自律神経のバランスを崩してしまう恐れがあります。
自律神経失調症の症状
自律神経失調症を発症すると、心身にさまざまな不調が現れるようになります。
主な症状には頭痛やめまい、肩こり、便秘、不整脈、気分の落ち込みなどがあります。
下記で、自律神経失調症の症状について紹介します。
・肩こり、筋肉痛
・倦怠感、ほてり、微熱
・めまい、耳鳴り
・動悸、不整脈
・息苦しさ、胸がつまるような感覚
・多汗
・腹痛、胃の不調、便秘、下痢
・気分の落ち込み、不安感
・焦り、情緒不安定
・涙もろい、怒りっぽくなる
上記のような症状が複数現れる場合もありますが、どれか一つの症状だけが強く出ることもあります。
症状は人によって異なり、上記以外の症状が現れる人もいます。
HSPの自律神経を整える習慣
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/drshrinksho/article/01800603/image-1718169246786.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)
ストレスを溜め込まない
ストレスや緊張を感じた状態が続くと、交感神経が過剰になり、自律神経を崩してしまう原因になることがあります。
とくにHSPはストレスを感じやすいため、適度に気分転換したりストレスを解消することが大切です。
たとえば自分だけの時間を作る、趣味に没頭する、瞑想や好きな音楽を聴くなど、自分の心が休まるような行動を取るようにしましょう。
気の合う友人とおしゃべりしたり、美味しいものを食べたりするのもおすすめです。
軽い運動はストレス発散に繋がるため、散歩やストレッチをするのも良いでしょう。
刺激の少ない飲食物を選ぶ
HSPの人は五感が鋭く、味覚も鋭敏な人が多いです。
刺激物によって体調を崩してしまう恐れがあるので、極端に辛いものや苦いものなどはなるべく避けた方が良いでしょう。
香辛料や酸味の強いもの、塩分が多く含まれていて味が濃いものなどは胃腸が刺激されて消化液が過剰に分泌されてしまうので気をつけましょう。
また、カフェインやアルコールの多量摂取は、自律神経のバランスを崩してしまう可能性があります。
どうしても飲みたい場合は、ノンカフェインのものやノンアルコールのものを選ぶようにしましょう。
良質な睡眠を取る
自律神経は規則正しい生活を送ることによって、整えることができます。
とくに睡眠は脳や身体を休めるために必要なものなので、十分な睡眠を取ることが大切です。
寝不足が続くと交感神経が高まった状態が続いてしまい、自律神経を崩してしまうので気をつけましょう。
HSPは物音や光、肌触りなどの感覚が敏感なので、カーテンから漏れる光や隣人の物音、寝具の感触が気になって眠れなくなることも多いかと思います。
良質な睡眠を取るためにも、状況に応じてアイマスクや耳栓を使用し、自分が心地よく感じる寝具に交換しておくと良いでしょう。
まとめ
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/drshrinksho/article/01800603/image-1718169262412.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
今回はHSPが自律神経を崩しやすい理由、自律神経失調症の症状、HSPが自律神経を整える習慣について紹介しました。
自律神経失調症は、日々の食事や睡眠、適度な運動など生活を見直していくことで、少しずつ症状を軽減させることが可能です。
また、ストレスは気づかないうちに溜まっていくものなので、定期的に気分転換やストレス解消法を行うことが大切です。
「寝ても疲れが取れない」「最近理由もなくイライラしたり涙が出る」「めまいや頭痛がする」などといった症状が現れたら、なるべく早めに生活を改善していきましょう。
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精神科医/メンタルドクター
HSP気質とメンタルヘルスについて発信している精神科医。精神科外来で診療を行い大学で研究も行っている。instagramのフォロワー7万人以上。著書:頑張り屋さんのための心が晴れる本(KADOKAWA)、新刊:精神科医が教える笑顔うつから抜け出す方法(2023年8月16日発売)。私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?「他人の顔色ばかりみてクタクタ」「自分の意思で生きられない」「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」こんな他人軸の悩みでクタクタなあなたは、上記の私の名前をクリックして公式ブログから自分軸を目指しましょう♪
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