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じつは多い、職場を破壊する「他人を攻撃せずにはいられない人たち」の深刻すぎる実態

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現代ビジネス

〔PHOTO〕iStock

 

 根性論を押しつける、相手を見下す、責任をなすりつける、足を引っ張る、人によって態度を変える、自己保身しか頭にない……どの職場にも必ずいるかれらはいったい何を考えているのか。

 

発売たちまち5刷が決まった話題書『職場を腐らせる人たち』では、ベストセラー著者が豊富な臨床例から明かす。

 

  【写真】知ったら全員驚愕…職場をダメにする人の「ヤバい実態」

腐ったミカンのように…

 〈私は企業や金融機関などで定期的にメンタルヘルスの相談に乗っているのだが、そこでも職場を腐らせる人に関する苦情をしばしば聞かされる。

 

もっとも、当の本人は自分自身の言動が周囲に及ぼす影響について自覚していない場合がほとんどで、面談の際も「悩んでいることはありません」「何も問題はありません」といった答えが返ってくることが多い。

 

これでは、みな頭を抱えるはずだと妙に納得する。〉(『職場を腐らせる人たち』より) 

 

 〈職場を腐らせる人が一人でもいると、腐ったミカンと同様に職場全体に腐敗が広がっていく。

 

だから、早めに気づいて対処する必要があるのだが、職場を腐らせる人は攻撃的な意図を必ずしも丸出しにするわけではなく、ときには攻撃の気配さえ押し殺して、巧妙に仕掛けてくる。

 

そのため、なかなか気づけない。〉(『職場を腐らせる人たち』より) 

 

 ベストセラー精神科医による最新刊『職場を腐らせる人たち』では、根性論を持ち込む上司や相手によって態度を変える人など、どんな職場にもいるやっかいな人の事例と頭の中を分析している。

期待はすぐに捨てるべき

写真:現代ビジネス

 

 では、『職場を腐らせる人たち』が身近にいる場合、何ができるのだろうか。

 

  〈職場を腐らせる人を変えるのは至難の業なので、「根気強く言い聞かせれば改心してくれるだろう」「謙譲の美徳をもってすれば反省してくれるだろう」などと期待してはいけない。

 

そういう期待は、願望と現実を混同する幻想的願望充足にほかならない。

 

だから、すぐに捨て去るべきだ。

 

そのうえで、どうすれば実害を少なくできるかを考えるしかない。〉(『職場を腐らせる人たち』より) 

 

 〈職場を腐らせる人を変えるのは至難の業なので、「根気強く言い聞かせれば改心してくれるだろう」「謙譲の美徳をもってすれば反省してくれるだろう」などと期待してはいけない。

 

そういう期待は、願望と現実を混同する幻想的願望充足にほかならない。

 

だから、すぐに捨て去るべきだ。

 

そのうえで、どうすれば実害を少なくできるかを考えるしかない。〉(『職場を腐らせる人たち』より) 

 

 『職場を腐らせる人たち』では、気づくこと、見きわめることなど基本的なやれることを紹介しながら、「ターゲットにされやすい人の特徴」なども掘り下げる。

 

「ターゲットが抵抗も反撃もしないのは、弱くて、恐怖を抱いているからだと受け止め、相手の平和主義や無抵抗の上にあぐらをかいて、平気で傷つけたり痛めつけたりする」人たちに抗っていきたい。

 

  つづく「どの会社にもいる「他人を見下し、自己保身に走る」職場を腐らせる人たちの正体」では、「最も多い悩みは職場の人間関係に関するもので、だいたい職場を腐らせる人がらみ」「職場を腐らせる人が一人でもいると、腐ったミカンと同様に職場全体に腐敗が広がっていく」という著者が問題をシャープに語る。

 

現代新書編集部

 

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