【以下ニュースソース引用】

「嫌われる人」に共通する特徴は?自分のメンタルを守るための対処法について解説

精神科医しょう    精神科医/メンタルドクター

 

 

 

こんにちは、精神科医しょうです。

 

対人関係において上手に立ち回るには、どんな人とでも合わせられる器量を持つことが大切ではあるのですが、なかには「どうしても自分とは合わない」「一緒にいるとつらい…」と感じる人っていますよね。

 

そのような人に出くわすと、「自分が悪いのだろうか?」「自分の器が小さいだけ?」などとつい、自分を責めてしまうことがあるのではないでしょうか。

 

自分とは価値観や波長が合わない人を目の前にすると、自分の中の思いや常識が揺らぐ瞬間があるので、無理もないことだと思います。

 

しかし、冷静に周囲を見渡せば、実は大半の人がその人に対して、苦手意識を持っているということがあったりするものです。

 

今回は、そんな「嫌われる人」の共通点について焦点を当ててみたいと思います。

 

今現在、対人関係でモヤモヤしている人もイライラしている人も、ぜひ客観的に対象者について分析する視点を養いましょう。

 

嫌われる人に共通する言動とは?

 

多くの人から嫌われる人は、実は自分が嫌われているという自覚が無いものかもしれません。

 

自覚が無いため、人に対して不快感を与える言動がエスカレートしてしまうのかと思います。

 

では、嫌われる人は具体的にどのような言動を取りがちなのでしょうか?

 

・自慢話ばかりをする

 

「自分はスゴイ」「勉強ができる」「お金持ちだ」などと、人より自分は優れているということを、率直にアピールしてきます。

 

幼少期を思い返すと、自慢ばかりする子どもがいたかもしれませんが、大人になってからも同じように、周囲に対して自慢話をひけらかしていると、周囲を辟易させてしまうかもしれません。

 

 

・承認欲求が強すぎる

 

人に「すごいですね」という言葉を求めてくることがあります。

 

頑張っているというアピールがひどく、相手を認めさせないと気が済まないという心理が働くものと思われます。

 

嫌われる人の場合は、他人に認めてもらえてこそ、自己肯定感を保っていられる模様ですが、認められなかった時には、自己肯定感は低下しメンタル不調に陥ってしまうことになります。

 

・人のことを探ろうとする

 

相手がどう思っているかは、おかまいなくプライベートなことや触れてほしくないことについて、根ほり葉ほり聞いてくることがあります。

 

人との程よい距離感を保つことが苦手で、ずかずかと人が侵されたくない領域に入ってくるため、デリカシーの無い人だと思われてしまいます。

 

・口が軽い

 

人から聞いたプライベートな情報をあちらこちらで言いふらす行動を取ることがあります。

 

また、業務上知り得た情報や人が抱えている悩みなどを、尾ひれや背びれを付けて大袈裟に話すことがあり、周囲に不快感を与えます。

 

・自分の話ばかりする

 

通常であれば、コミュニケーションはキャッチボールのように成り立つものですが、嫌われる人は、自分の話ばかりしかしないことが多くあります。

 

大方は自慢話で、相手に承認を求め、自分が優位に立とうとします。

 

嫌われる人に効果的な立ち居振る舞いは?

嫌われる人を形成しているものは、おそらく幼少期の問題、家庭環境、性格・気質などが複雑に作用しているものと思われます。

 

決してそれらが良い・悪いの問題ではなく、嫌われる人と出くわした時には、距離を保つことや最低限の会話で上手く振舞うなどの対処が必要だと言えるでしょう。

 

では、嫌われる人を目の前にした時に、どのような対処法を取ると有効なのでしょうか。

 

・「はひふへほ」で乗り切る

 

嫌われる人は常に「すごい」と言う言葉を求めていることがあります。

 

少しでも「へぇ、すごいですね」と発してしまうと、言動はエスカレートしてしまうことに…。

 

そこで有効なのが「はひふへほ」です。

 

何を言われても「はぁ」「ほぉ」と交わしていれば、相手の承認欲求は満たされることがなく、あなたから遠ざかっていくでしょう。

 

・「やめてほしい」を言動で伝える

 

相手を目の前に「やめてください」とはっきりと伝えることは大変有効ではあるのですが、厳しい場合も多いかと思います。

 

そこで、周囲に協力してもらうなどして席や配置を変えてもらう、あなた自身が本人と目を合わさない、会話を最小限にするなど態度で示すのも効果的かと思います。

 

嫌われる人の心理状態とは?

 

相手が不快な思いをしているのに気がつかない、自分さえ満たされていたらそれで良いといった心理状態とは、一体どういったものなのでしょうか?

 

・自分が一番でいたい

 

常に自分が輪の中心にいたいと感じているものと思われます。

 

・他人のことが気になって仕方がない

 

自分は他人よりも優れていると思いたい反面で、他人の状況が気になって仕方がないといった側面を持っています。

 

・不安で仕方がない

 

実は小心者でさみしがり屋なところがあります。

 

自分は優れた人間であると周囲に言うことで、人気者になりたいという欲望があるものと思われます。

 

まとめ

 

今回は「嫌われる人」の共通点や特徴について考えてみました。

 

当てはまる人に頭を悩まされている方は、ぜひ対処法などを参考に自分のメンタルを守る工夫をしてみましょう。

 

私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。

 

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あなたが「自分軸で気楽に生きられるようになる」ことを応援しています♪

 

記事に関する報告

精神科医しょう  

 

精神科医/メンタルドクター

 

HSP気質とメンタルヘルスについて発信している精神科医。精神科外来で診療を行い大学で研究も行っている。instagramのフォロワー7万人以上。著書:頑張り屋さんのための心が晴れる本(KADOKAWA)、新刊:精神科医が教える笑顔うつから抜け出す方法(2023年8月16日発売)。私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?「他人の顔色ばかりみてクタクタ」「自分の意思で生きられない」「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」こんな他人軸の悩みでクタクタなあなたは、上記の私の名前をクリックして公式ブログから自分軸を目指しましょう♪

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