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【精神科医が指南】自己肯定感が高まる「恥ずかしい自分」との付き合い方・ベスト1

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ダイヤモンド・オンライン

Photo: Adobe Stock

 

 誰しも悩みや不安は尽きない。

 

寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。

 

そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。

 

ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。

 

心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる! 

 

※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

 

 ● 痛い人とは?

 

  今日は「自分の痛さを愛そう」というテーマでお話したいと思います。

 

  「痛い人」という表現がありますが、これは基本的に「世間の常識からずれている人」のことを指します。

 

  さらに「もし自分がその人だったら、恥ずかしくて耐えられない」と思う人のことでもあります。

 

 ● 過去の痛さは“黒歴史”?

 

  しかし、誰しも自分の過去を振り返れば、「あれは、痛かった……」と恥じ入る経験が1つや2つあるはずです。

 

  自分では「イケてる」と思って、いま考えればダサいファッションを装ったり、恥ずかしいという自覚もなくみっともない行動をしたり……。

 

  ある意味、自分の「痛さ」は、“黒歴史”のように考えたくもなります。

 

 ● “痛い経験”は当然のこと

 

  でも、経験が少なければ少ないほど、常識が身についていないので、痛い経験をするのは当然のこと。

 

  痛いかどうかの判断基準は、世間の常識に基づいていますが、その常識は時代によっても変わります。

 

  だから、知らずにズレたことをしたとしても、それは一概に「おかしい」ことではないのです。

 

 ● 積極的に笑い話に

 

  その痛さを理解できるのは、自分自身だけ。

 

過去の痛い経験を恥じるよりも、積極的に笑い話のようにして語ったほうが健全で、自己肯定感も高まります。

 

  自分の痛さを愛することは、自分にしかできないのです。いまの自分にも痛い部分があるかもしれません。

 

  しかし、気づいたら自分が納得できる範囲で直せばいいだけ。もし自分が納得できなければ、周りから痛いと思われたとしても、変える必要はありません。

 

 ● 否定せず、受け入れる

 

  自分の痛さを否定するのではなく、受け入れることが大切なのです。

 

痛さも自分らしさの一部なのですから。

 

  話題となった俳優・阿部サダヲさん主演のドラマ『不適切にもほどがある!』では、“昭和の痛い常識”をコミカルに描いて大きな反響を得ました。

 

  令和の常識からすると、昭和の常識は問題だらけだったわけですが、当時は問題視されず、常識だったわけです。

 

 ● 闇に閉ざさず、愛でる

 

  そう考えれば、歴史をもってしても、いろいろと試行錯誤しながら成長していくのです。

 

  つまり、痛さも人間にとって必要なもの。

 

それを闇に閉ざすのではなく、愛でる。そうすれば、自分自身を肯定的に受け入れられるはずです。

 

  ※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

 

精神科医 Tomy

 

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