【以下ニュースソース引用】
苦手なことも「すぐやる!」6つの工夫。生活習慣の見直しで毎日“絶好調”に
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やらなきゃいけないことが多すぎてやる気が出ない…そんなお悩みを抱えている大人世代は多いもの。
今回は、ストレスで折れないしなやかな心のつくり方を提唱する精神科医で作家の樺沢紫苑さんに、「生活習慣を整えて前向きになる」工夫を伺いました。
苦手なことでも「すぐにやる人」になる6つのコツも伝授!
大切なのは集中力を落とさないこと
やる気が起きず、やるべきことを先延ばしにしてしまい、やることがたまって作業に追われて疲れてしまう…。
そんな声をよく耳にしますが、脳科学ではそもそも「やる気」というものは存在しません。
なにかをやり始めると、脳の側坐核(そくざかく)が興奮して「やろう」という気持ちになるのが科学的なメカニズム。
やり始めてようやく「やる気」が芽生えるのであって、始める前から「やる気」が湧くということはあり得ないんです。
そして、一度やる気が出ると脳はどんどんギアを上げていきます。
トップスピードになったら、あとは続けるだけ。自動運転モードになれば続けるのがラクです。
生活習慣を見直すことで毎日「絶好調」の自分になる
では、毎日の生活の中で物事にすぐ取りかかり、やる気モードにもっていくにはどうすればいいか。
それには生活習慣を変え、考え方にポジティブなクセをつけることが重要です。
柱となるのは「十分な睡眠」と「適度な運動」、そして自分自身を元気づけ、励まし、いたわる言葉です。
今日からできることばかりですから、まずは生活を見直してみましょう。
苦手なことも「すぐやる!」6つの工夫
やる気というのは本来、存在しないもの。
「やりたくない…」と思うことは、気持ちではなく、行動を見直すことでスムーズに進められるようになります。
●1:ルーティンを決めておく
「なにをしよう?」と考え始めると、脳は怠けモードに。
たとえば、家事の手順や起床後の動きなど、毎日のことは、考えずにできるようにルーティンを決めておきましょう。
手を動かすだけなので、脳への負担にならず作業がすいすい進みます。
●2:TO DOリストをつくる
1日のスタートにTO DOリストを書くと、その日すべきことが明確になり、雑念が払えて集中力が高まります。
流れを先に決めておくことで、作業もスムーズに。毎日くり返していると、タスクの処理能力が速くなりますよ。
●3:まずは手を動かす
ゼロ地点のやる気を1にもっていくためには、まずは動く!
座ったまま、手の届く範囲を片づけるとか、1分だけ手を動かしてみましょう。
動いてみるとほら、「やろうか」という気持ちが湧き上がってきます。
●4:制限時間を設ける
なにかを始めるときに、僕は必ず目標時間を決めています。
名づけて「ケツカッチン仕事術」。緊迫感で「ノルアドレナリン」というホルモンが分泌されて、集中力が高まります。
制限時間というゲーム性をもたせると、クリアする喜びも生まれますよ。
●5:疲れる前に休憩する
集中すると、休むことを省略しがち。
疲れがたまりすぎると休んでも回復しないので、1時間や90分ごとに休憩しましょう。
「録画したドラマを15分観る」「本を1章だけ読む」など息抜きとしてやりたいことをリスト化しておくのもおすすめ。
●6:夕方に運動してリセット
「疲れているのに寝つけなかった」という経験はありませんか?
疲れているときこそ、汗を流す運動をしましょう。
「積極的休養(アクティブレスト)」といって、疲労回復が促されます。
夕方に運動すれば、寝つきがよくなりますよ。
ESSEonline編集部
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