【以下ニュースソース引用】
うつ病だと当てはまる意外な「共通点」とは!?今まで好きだったことが…
精神科医しょう 精神科医/メンタルドクター
こんにちは、精神科医しょうです。
外来をやっていると時々、患者さんからこんな質問を受けることがあります。
「うつ病だと当てはまる共通点ってありますか」
「自分がうつ病なのかどうかわからない」
この記事はそんなうつ病かどうかわからず、悩んでいる方向けに書いた記事です。
そんなあなたのために、うつ病だと当てはまる「意外な」共通点がありますのでお伝えしますね!
この共通点を見落とさないように気をつけてくださいね。
この記事を読んでほしい人
- 自分がうつ病ではと悩んでいる人
- うつ病であれば当てはまる共通点について知りたい人
この記事を読むメリット
- うつ病であれば当てはまる共通点がわかる
この記事の信頼性
- 普段の精神科での外来診療に加え、インスタにて6万人以上のフォロワーさんとの関わりから発信します
うつ病だと当てはまる意外な特徴や共通点について
結論から言いますと、うつ病だと当てはまる意外な特徴とは「興味・喜びの喪失」です。
「え、なにそれ?」「なんだか漠然としていてよくわからない」といったような声が聞こえてきたような気がしてきました。
もう少し深堀りしていきましょう。
興味・喜びの喪失とは
興味・喜びを喪失しているというのはどのような状態でしょう。
もう少し噛み砕いてお話をすると、「もともと好きだったことに興味や喜びがなくなる」という意味なんです。
例えば、もともと編み物やお料理がとても好きで日課にしていた女性が、パタっとそういった日課をやめたらとても不自然ですよね。
もともとビールを飲みながらのナイター中継が好きだった男性が、パタっとやめたらそれも不自然ですよね。
これらは本人の意思で、やめようと思ってやめたわけではないんです。
編み物や料理、ナイター中継に飽きたというのとは全く違う状態なんですね。
こういった自分の意思でそうなろうと思ったのではなく自然とそうなった状態が、興味・喜びの喪失と言われる症状なんです。
うつ病は精神活動のエネルギーが枯渇した状態です。
そのため、あらゆるものに対する興味とか感情が失われてしまうんですね。
気分の落ち込みのようなわかりやすい症状だけではなく、こういった興味や喜びといったところまで影響を及ぼすのがうつ病なんです。
興味・喜びを失ってきたら?
「なんだか億劫だなぁ」
「めんどくさいなぁ」と好きだったことに、興味や感情を一時的に持てなくなることは誰しもにあります。
しかし、あんなに好きだったことに対して、数週間、数ヶ月と興味を持てなくなるのは病的と言えます。
だって考えてもみたらこれまでに好きでずっとやってきた趣味に一時的に飽きることはあっても、また時間が経ったらやりたいと思うのが通常だとは思いませんか?
加えてこの興味や喜びの喪失は好きだったこと以外の生活全般のことに対しての意欲も低下するんです。
数日であれば様子をみても良いですが、数週、数ヶ月と続く場合には我慢はおすすめできません。
おそらくそのような状態の時には眠れないとか、気持ちが落ち込むとか、不安が強いとか、食欲が落ちたとか随伴する症状がいくつか出ているはずなんです。
数週も数ヶ月も興味や喜びが失われているのであれば、早めに精神医療機関にかかることをおすすめします。
まとめ
本日はうつ病だと当てはまる意外な特徴がありますのでお伝えしました。
いかがでしたか?
気分の落ち込みは、うつ病の症状としてイメージしやすかったかもしれませんが、興味・喜びの喪失という症状もあるんですね。
意外と見落としやすい症状ですが、今回の記事が少しでも気づきになったりあなたの気持ちが楽になると嬉しいです♪
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
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精神科医/メンタルドクター
HSP気質とメンタルヘルスについて発信している精神科医。精神科外来で診療を行い大学で研究も行っている。instagramのフォロワー7万人以上。著書:頑張り屋さんのための心が晴れる本(KADOKAWA)、新刊:精神科医が教える笑顔うつから抜け出す方法(2023年8月16日発売)。私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?「他人の顔色ばかりみてクタクタ」「自分の意思で生きられない」「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」こんな他人軸の悩みでクタクタなあなたは、上記の私の名前をクリックして公式ブログから自分軸を目指しましょう♪
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