【以下ニュースソース引用】

生きづらさを改善するには、18種類ある「スキーマ」がカギ。なかなか変わらないネガティブな自分とおさらばするには?

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当事者目線でつづられた「生きづらさ」の改善法

mi-mollet(ミモレ)

 

 テレビやWebといったメディアで、「生きづらさ」という言葉を頻繁に目にするようになった昨今。

 

筆者などはその言葉を見聞きすると、自分以外の人も他人には言えないネガティブな気持ちを抱えているのだと思うことができ、少し心が軽くなるのですが、とどのつまり傷をなめ合っているだけのようで、どこかスッキリしない感じもありました。

 

 結局、この生きづらさを抱えたまま生きていくしかないのか。

 

傷が悪化しないようにケアするのが関の山で、消し去ることはできないのか……筆者と同様、このような思いを抱えている人がいたら一読いただきたいのが、『あなたのままで、大丈夫。精神科医が教える自分で自分をケアする方法』という書籍です。

 

     メンタルケア関連の書籍は数多く存在しますが、本書の魅力といえるのが「当事者目線」ではないでしょうか。

 

というのも、著者の精神科医・増田史さん自身がうつ状態に苦しんだ経験があるそうで、それを踏まえた解説はどれもわかりやすくまとめられていて、心が疲れて難しい文章と対峙できないときでもすんなりと読み進めることができるでしょう。

 

 今回は、本書の中から生きづらさ(ネガティブ思考)が発生する原因や、それを改善するセルフケアについて触れた部分をご紹介したいと思います!

物事をネガティブに捉えてしまうのは “自動思考”が原因

人には、「考え方の癖」があるものです。

 

たとえば、上司が不機嫌な顔をしていたら、「またご機嫌ななめか。絡まれても面倒だし、食事にでも行こう」とろくに気にも留めない人もいれば、「彼の機嫌が悪いのは私のせいかもしれない。何か失敗したっけ?」と、心配になって落ち着かなくなる人もいます。

 

 このように、何かの出来事に対して、瞬間的に思い浮かぶ考えやイメージを「自動思考」といいます。  

  

『いやな気分よ、さようなら コンパクト版』(デビッド・D・バーンズ著、野村総一郎・夏苅郁子・山岡功一・小池梨花訳/星和書店)を参考に作成

 

<自動思考の10 パターン>

 

 同じ出来事でも人によって受け取り方が異なるのは、この考え方の癖=自動思考のせいなのです。

 

考え方の癖は人それぞれの育った環境や価値観の影響によるものなので、簡単に変えることはできません。

 

 そして、それがしばしば生きづらさの原因になることがあります。

  

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    写真:Shutterstock 構成/さくま健太  

 

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