【以下ニュースソース引用】

メンタルが強い人と弱い人の特徴とは?メンタルを強くする「リフレーミング」について伝授

精神科医しょう    精神科医/メンタルドクター

 

 

 

こんにちは、精神科医しょうです。

 

その時々の状況や立場によって気持ちの変動はあるかと思いますが、自分はメンタルが強い方だと感じている人と、どちらかというとメンタルが弱いと感じている人に分かれるかと思います。

 

メンタルの強弱は生まれつきの性格や気質、環境など、影響を受けているものと思われますが、気持ちの持ち方次第ではいつからでもメンタルを鍛えることは可能です。

 

今回はメンタルが強い人とメンタルが弱い人の特徴と、メンタルを強くするためのリフレーミング法について取り上げたいと思います。

 

メンタルが強い人の特徴とメンタルが弱い人の特徴とは?

 

では、両者の特徴について比較してみたいと思います。

 

それぞれの物事のとらえ方が、メンタルを左右していると言っても過言ではありません。

 

あなたはどちらのタイプに入るのか?参考にしてみてくださいね。

<メンタルが強い人>

・自分は唯一無二の存在だと知っている

 

自分の希少価値に気づき、この世でたった一人の存在価値のある人間だということを認めています。

 

その自覚が満足感を高め、メンタルの維持につながっているのではないでしょうか。

 

・自分の満足感を大切にできる

 

他人の評価よりも自分の満足感を大切にして生きています。

 

自分自身を信じ、向上心を持つことで結果を正しく評価し、努力した自分をねぎらいます。

 

他人の評価や点数に振り回されると、自分が苦しくなることを理解していると言えるでしょう。

 

・自分自身と競争する

 

小さなステップアップを積み重ね、以前の自分よりも魅力的で素敵な自分になっていくことを楽しむことができているのではないでしょうか。

 

自分と競争していると、物事をとらえる視点も変化し、毎日が楽しくなります。

 

<メンタルが弱い人>

・自己否定グセがついている

 

真面目な努力家ほど「毎日、一生懸命頑張っているのに、ちっとも上手くいかない」と自分を否定してしまうことがよくあります。

 

自分に対して常に否定的な評価しかしないという落とし穴にはまってしまっていると言えるでしょう。

 

「自分はまだまだ」とハードルを上げ、自分をどんどん追い込んでしまいます。

 

これでは、メンタルを鍛えるどころか、意欲自体を弱めてしまうことにつながりかねません。

 

・自分のダメなところを過剰に意識する

 

短所を気にしたところで、悩みは解決しませんよね。

 

しかし、悩みの渦中にいると自分の悪いところ、現状への不満ばかりが目についてしまいます。

 

考えても仕方がないことばかりを考え、ネガティブな感情に翻弄され、ますます自分がイヤになってしまうことも…。

 

・間違ったセルフイメージを持っている

 

「私はコンプレックスのかたまりです」という方は多いのではないでしょうか。

 

コンプレックスを抱くと、ネガティブな思いで思考が完全にブロックされてしまい、どんなポジティブな言葉を他人から投げかけられても、ムダな場合が多いかと思います。

 

つまり「だから自分はダメなのだ」と思い込んで、殻に閉じこもっている状態がコンプレックスです。

 

コンプレックスは周囲がそう思っているという事実ではなく、自分勝手な思い込みに過ぎないのですが…。

 

「リフレーミング」してみましょう!

 

「リフレーミング」とはフレームを変えて見ることで、感じ方をポジティブなものに変えるフレームワークです。

 

自分にとって生きやすい生活を送るには、「ダメなところ」ばかり見るのではなく、「強み」や「できているところ」に着目する必要があります。

 

「苦手なところ」「悪いところ」の見方を変えて「良いところ」「強み」にすることができれば、自分自身を受け入れやすくなります。

 

しかし、メンタルが弱い人は自分の短所だけを見てネガティブなことを思い続けることで、自己嫌悪に陥ってしまうことがあります。

 

それではつらくなるばかりかと思いますので、まずは自分のストレングス(強み)をいくつか書き出してみましょう。

 

ポイントとしては、個人のストレングスと環境のストレングスを書き出してみましょう。

 

たとえば、個人のストレングスとしては

 

・正直

 

・動物が好き

 

・体調が悪い時に休める

 

・人と接することが好き

 

などです。

 

環境のストレングスとしては

 

・実家暮らし

 

・犬を飼っている

 

・信頼できる主治医がいる

 

・家が駅に近い

 

などです。

 

ストレングスを見つけるのは意外と簡単ではないでしょうか?

 

次に自分の短所について考えてみましょう。

 

たとえば、「飽きっぽい」「臆病」「気が弱い」などいくつかあげた上で、リフレーミングをしてみましょう。

 

「飽きっぽい」は、環境に馴染みやすい、好奇心が旺盛。

 

「臆病」は慎重、きっちりしている。

 

「気が弱い」は人を大切にできる、用心深い。

 

などに、見方を変えることができます。

 

短所としていたことでも、長所に変換できることがあるハズです。

 

メンタルが強い人は、ネガティブなことをリフレーミングすることで、モチベーションアップにつなげているのではないでしょうか。

 

まとめ

 

メンタルが強い人と弱い人の特徴と、メンタルを強くするリフレーミングの仕方について解説をしてみました。

 

リフレーミングすることが得意になると、日常の視点や考え方に変化が表れ、より充実した生活を送ることができるようになるかと思います。

 

私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。

 

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あなたが「自分軸で気楽に生きられるようになる」ことを応援しています♪

 

記事に関する報告

精神科医しょう  

 

精神科医/メンタルドクター

 

HSP気質とメンタルヘルスについて発信している精神科医。精神科外来で診療を行い大学で研究も行っている。instagramのフォロワー7万人以上。著書:頑張り屋さんのための心が晴れる本(KADOKAWA)、新刊:精神科医が教える笑顔うつから抜け出す方法(2023年8月16日発売)。私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?「他人の顔色ばかりみてクタクタ」「自分の意思で生きられない」「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」こんな他人軸の悩みでクタクタなあなたは、上記の私の名前をクリックして公式ブログから自分軸を目指しましょう♪

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