【以下ニュースソース引用】

本当は怖い『自律神経失調症』の「原因」とは?整えるための習慣について

 

精神科医しょう    精神科医/メンタルドクター

 

 

 

こんにちは、精神科医しょうです。

 

仕事の忙しさや対人関係はもちろん、天候による気温変化や湿度などにより、体のリズムは乱れ、自律神経失調症の引き金になることがあります。

 

自律神経失調症とは、生活習慣やストレスなどにより、自律神経のバランスが乱れ、体調不良を引き起こすことを言います。

 

特に春は一日の寒暖差も大きく、人によってはたくさんのイベントがあるなど、環境が大きく変わる季節です。

 

自律神経が乱れると全身のだるさを感じたり、動悸や不整脈、不眠になったりといったさまざまな症状を引き起こしてしまいます。

 

自律神経はちょっとした習慣や、些細なストレスや悩みで乱れることも多いため、日頃からセルフケアを行うことが大切です。

 

今回は、自律神経失調症を防ぐために気を付けたいことや、自律神経を整える習慣について考えていきましょう。

 

自律神経失調症を患うと…

 

自律神経失調症と診断された場合、具体的にどのような症状が表れているのでしょうか?

 

精神面と身体面に分けていくつかあげてみます。

 

【精神面に表れる症状】


・怒りっぽくなる
・不安や焦りを感じやすくなる
・記憶力や集中力の低下
・やる気がなくなる
・すぐに気持ちが落ち込む


【身体面に表れる症状】


・だるさを感じる
・頭痛や肩こり
・腹痛や下痢
・微熱が続く
・睡眠障害

 

自律神経失調症は、はっきりとした病変によるものではないため、人によって症状の表れ方はさまざまで、個人差があります。

 

日常生活を送る中で、つらくて支障をきたしてしまう場合は、すぐに医療機関を受診するようにしてくださいね。

 

自律神経失調症の原因と治療法とは?

自律神経失調症を患う原因は、生活リズムの乱れや心理的なストレス、肉体疲労などさまざまです。

 

また、性別や年齢によっては体内のホルモンバランスの影響を受け、不調につながることもあるため、どれほど気を付けていても防ぎようがない場合もあります。

 

治療法としては、まずは自律神経のバランスを整えることが必要になります。

 

規則正しい生活を目指し、十分休息するようにしましょう。

 

対症療法として、睡眠薬や漢方薬などが処方されることもありますが、症状や体質、気質など個人によって異なるため、一概には言えません。

 

何らかのつらい症状が表れている場合は、早めに医療機関を受診し、主治医から治療についての説明を受けるようにしてくださいね。

 

自律神経を整える習慣とは?

 

では、自律神経のバランスを整えるために日頃から取り入れたい生活習慣について考えていきたいと思います。

 

自身の生活を思い浮かべながら、課題がないか一緒に見ていきましょう!

 

・朝からスマートフォンを見ない

 

もしかしたら、大半の方は朝からスマートフォン(スマホ)を見ているのではないでしょうか?

 

ちょっとした待ち時間や電車で移動している際には、ほとんどの方がスマホの画面を見ている姿を見かけることもしばしばあります。

 

ニュースを読んだり、SNSをしたり、ゲームを楽しんだりして時間を節約しているつもりかもしれませんが、朝からスマホを見ることは、交感神経の働きを活発にするため、興奮状態を引き起こし、自律神経を乱す原因ともなり得ます。

 

・SNSはほどほどに

 

SNSは人脈を広げたり、手軽に手早く情報収集できたり、使い方によっては人生に役立つ面もありますが、人やモノへの評価や批評であふれているため、心がモヤモヤすると自律神経を乱す原因にもつながります。

 

いわゆる「SNS疲れ」とは、自律神経の乱れからくる心身の不調サインでもあるのではないかと思います。

 

・十分な睡眠を取る

 

仕事が忙しくて、寝る時間がないという方もいるかもしれません。

 

しかし、睡眠は生命を維持するために必要不可欠なものです。

 

何時間眠れば良いのか?は年齢や体質、性別などにより個人差があるため、一概には言えませんが、疲れた日は早めに就寝し、疲労を翌日に持ち越さないことが大切です。

 

できれば日頃からゴールデンタイムが始まる午後10時を意識して、就寝できるようなライフスタイルを築き上げたいですね。

 

・平日と休日の生活パターンを変えない

 

休日に寝過ぎてしまい、ぐったりと疲れてしまった…という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

 

一週間の疲れを癒すことは必要ですが、休日でも平日のペースを崩さずに、なるべく早く起きて活動することが大切です。

 

平日と休日で生活のパターンをがらりと変えてしまうと、自律神経は乱れてしまいます。

 

休日はゆっくり休みたいと思ったら、寝る時間を早くしていつもと同じ時間に起床するのも一つの方法かもしれませんね。

 

まとめ

 

今回は、自律神経失調症について紹介してみました。

 

もしかしたら、知らず知らずの内に自律神経が乱れるような行いをしていた…という方もいらっしゃるかもしれません。

 

自覚がある方は、すぐにでも生活習慣を改めてみましょう。

 

そして、4月から新しい生活が始まる方は、慣れない生活から自律神経が乱れることが多くなるかもしれません。

 

今回紹介した内容を参考に最低限、規則正しい生活を意識して過ごすようにしてみましょう!

 

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記事に関する報告

精神科医しょう  

 

精神科医/メンタルドクター

 

HSP気質とメンタルヘルスについて発信している精神科医。精神科外来で診療を行い大学で研究も行っている。instagramのフォロワー7万人以上。著書:頑張り屋さんのための心が晴れる本(KADOKAWA)、新刊:精神科医が教える笑顔うつから抜け出す方法(2023年8月16日発売)。私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?「他人の顔色ばかりみてクタクタ」「自分の意思で生きられない」「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」こんな他人軸の悩みでクタクタなあなたは、上記の私の名前をクリックして公式ブログから自分軸を目指しましょう♪

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