【以下ニュースソース引用】
HSPの寝すぎる問題は解決できる?時間を確保するためにできる対処法とは?
精神科医しょう 精神科医/メンタルドクター
こんにちは、精神科医しょうです。
HSPさんのなかには、寝すぎてしまうことが悩みだという方が少なくありません。
日中にたくさんの刺激を受けてしまい、夜になると疲れて何もする気がせず眠ってしまうので、人よりも自由な時間が少ないと感じる方も多いようです。
しかし、睡眠時間を削ると翌日のパフォーマンスを落とす結果につながることも…。
では、HSPさんが睡眠時間を削ることなく、自由な時間を確保するためにはどうすれば良いのでしょうか?
今回のテーマはHSPさんの寝すぎる問題に対する対処法を紹介したいと思います。
HSPさんが睡眠時間を削ってしまうと・・・
意識が高く真面目な方は、仕事が終わって家に帰った後も夜遅くまで自己啓発のための勉強をしているという方もいるのではないでしょうか。
夕食を食べて、勉強をして、お風呂に入って、ニュースを見て、本を読んで…勉強して、夜の12時を回ってからやっと眠りにつくというような生活を送っていませんか?
翌日なかなか起きられない、疲れが残っている、仕事中にミスが増えたなどの自覚症状が表れているようであれば、限界を超えているかもしれません。
そうであれば、「時間がない」「睡眠時間がもったいない」という思いは一旦、横に置いておいて、まずは自分にとって十分な睡眠をとるようにしましょう。
疲れが取れ、冷静な判断ができるようになったら、勉強時間を確保するために別の作業を減らせないか考えてみましょう。
もしかしたら、無駄な残業をしているかもしれませんし、ぼんやりとテレビを見ている時間を減らすことができるかもしれません。
睡眠不足に陥ると、脳の働きを鈍くするだけではなく、不安感を強めてしまうことにもなります。
集中力の欠如や仕事のミスによって、ますます不安が高まり眠れなくなってしまうといった悪循環になる恐れもありますので、HSPさんは睡眠時間を削るのではなく、無駄な作業や頑張りすぎない方法がないかを念頭に入れて生活してみましょう。
もしかしたら、生活の質が向上し、良い結果をもたらすかもしれません。
HSPさんが睡眠を削らずに、自由な時間を確保するためのポイントは以下の通りです。
- 睡眠不足を避けるため、まずは自分に合った睡眠時間を確保する
- 削減できる作業、頑張りすぎない方法などないか検討してみる
HSPさんが上手に休んで時間を確保するには?
HSPさんはどちらかと言うと、身体的な疲れよりも精神的な疲れを感じやすいのではないでしょうか。
体は休ませているつもりでも、心や脳は休んでいないなんてことも感じているかもしれません。
そんな時、HSPさんが上手に休むにはどうすれば良いのでしょうか?
・体と脳を動かす
疲れているからと、休みの日にダラダラと寝ていては自律神経のバランスが乱れ、体調不良を引き起こす可能性があります。
また、布団の中であれこれ考えていても、何の解決にもつながりませんよね。
そんな時には思い切って、運動をしたり何か没頭できることをしたりしてみましょう。
もちろん、本当に疲れている時や具合が悪い時は休息が必要ですが、そうでなければイヤな事を忘れてしまえるような精神的な疲れを癒す方法をいくつか実践してみるよう心がけてくださいね。
・目に刺激を与えない
1日中パソコンなどを使って働いた後に、帰宅してだらだらテレビやスマホを見ていても目に刺激を与え、神経を高ぶらせてしまうため上手に休むことはできません。
特に寝る前に明るい画面を見ると、交感神経が優位になり自律神経のバランスが乱れてしまいます。
また、眠る前に情報が入ってくることで、脳が休まらずリラックスできない状態になってしまうことも…。
質の高い睡眠を取るためには、できれば眠る3時間前からはスマホやパソコン、テレビを極力見ないようにすることが大切です。
HSPさんが良質の睡眠をとるためのオススメの方法とは?
良質の睡眠を取るためにできることは、いろいろとありますが、ここではHSPさんに気に入っていただきやすい入浴法とアロマについて紹介したいと思います。
・体の芯まで温まる入浴法とは?
熱いお湯に短時間入るより、ぬるめのお湯にゆっくりつかった方が体に負担がかからず、ポカポカ感も長続きします。
ぬるめのお湯で副交感神経が活発になると、リラックス効果や良質な睡眠が期待できます。
39~40度くらいのお湯に10~15分程度がオススメです!
また、入浴をするとその後の就寝もスムースにできることが多いんです。
入浴後の体表温度の低下が良い感じの眠気を誘ってくれるのですね。
・香りとリラックス効果とは?
自分が一番好きなアロマオイルなどの香りで、リラックスタイムを満喫してみましょう。
香りの成分は鼻から感情や直感に関わる「大脳辺縁系」に最初に伝達されます。
そこから自律神経系をつかさどる「視床下部」へ伝達されると、副交感神経が優位になりリラックス効果が期待できます。
まとめ
HSPさんの寝すぎる問題について対処法を紹介しました。
寝すぎることをストレスやコンプレックスとしてとらえるのではなく、健康や精神の安定のためにも上手に付き合っていくことが大切です。
また、ほっと一息つくためのお気に入りの香りを探してみるなど、前向きにとらえることができれば、睡眠をとることが楽しみの一つになるかもしれませんね。
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
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精神科医/メンタルドクター
HSP気質とメンタルヘルスについて発信している精神科医。精神科外来で診療を行い大学で研究も行っている。instagramのフォロワー7万人以上。著書:頑張り屋さんのための心が晴れる本(KADOKAWA)、新刊:精神科医が教える笑顔うつから抜け出す方法(2023年8月16日発売)。私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?「他人の顔色ばかりみてクタクタ」「自分の意思で生きられない」「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」こんな他人軸の悩みでクタクタなあなたは、上記の私の名前をクリックして公式ブログから自分軸を目指しましょう♪
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