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【精神科医が教える】たった数回会っただけの人を「親友」と言ってしまう残念な人…人間関係を誇示したい人が見失っている本当に大切なこと

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ダイヤモンド・オンライン

写真:ダイヤモンド・オンライン

 

 不安や悩みが尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。

 

そこで参考にしたいのが、増刷を重ねて好評多々の感動小説『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』(ダイヤモンド社)だ。

 

ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……

 

苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。とても読みやすいオムニバス形式の8つのショートストーリーは、ふと心が落ち込んだとき、そっと心の荷物を手放すための優しい言葉を授けてくれる。

 

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● 人間関係にミニマリズムをとり入れる

 

  「ミニマリズム」という言葉をここ数年、聞くことが増えましたね。

 

余計なものを持たず、必要最小限のもので生活をしていくというのがミニマリズムです。

 

  アテクシは、けっこうインテリアにこだわるほうなんですけど、ミニマリズムの考え方は割と好きです。

 

なるべくものを置かず、必要最小限で空間を整えてあげると、凛としたと雰囲気が出るんです。

 

  余計なものを置かないと掃除が楽ですし、余計なお金もかからないし、余計なものが視界に入らないのもいいです。

 

脳の情報処理能力は限られますから、いろんなものがごちゃごちゃして見えるだけで疲れますからね。

 

このミニマリズムの考え方は、人間関係にも通じることなんです。

 

 ● 必要な人間関係だけ残す 

 

 人間関係っていうのは、それなりにやり取りがあるし、エネルギー使います。だから人間関係が広ければいいかというと、そうでもないんです。

 

ごちゃごちゃと飾るように人間関係をつくっていくと、きちんと処理できなくなってしまうでしょう。

 

  人間関係にミニマリズムをとり入れるなんていうと、「それは寂しいんじゃないか」「それなりにたくさんつながっているほうがいいんじゃないか」って思うでしょう。

 

大切なポイントは、できる限り減らすということより、「本当に必要な関係だけ残す」という発想なんです。

 

  幼い頃から「みんなで仲よくしましょう」「友だち100人できるかな」みたいな価値観を植えつけられている面があります。

 

その価値観を前提にしてしまうと、人間関係のミニマリズムというのは否定的に捉えがちです。

 

 ● アナタには友だちが何人いますか? 

 

 実際のところ、アナタには友だちといえる人が何人いるでしょうか? 

 

友だちの基準って人それぞれです。

 

FacebookやTwitterでつながっている人すべてを友だちだという人もいるかもしれませんし、どこかの会合で数回会ったことがある程度の人でも、マブダチ(親友)だという人もいるでしょう。

 

  そうではなく、本当に友だちと言える人とか、親友と言える人。そういう人はアテクシのまわりに尋ねてみても、ほんの数人しかいないケースがほとんどなんですね。

 

  考えてみれば当たり前のことであって、時間は限られますから、いろんな人とのつながりをたくさん増やせば、その分だけ一人ひとりとのつながりは深まりません。

 

だから、人間関係は本当に大切なつながりを残すミニマリズムでいいと思うんです。

 

 ● 自分に適した人とつながる

 

  友だちが少ないと格好悪いなんて思わなくても、アナタ自身がそれで充実していればいいんです。

 

友だちの多さを自慢したって、しょうがないですし、自慢する必要もありません。

 

  いつも自分のまわりに人がいないと寂しいとか孤独だとか思う人いるかもしれませんが、それは寂しくも孤独でもないんです。

 

自分に適した人と、自然とつながるようにできてるんです。

 

 ● 人間関係の思い込みを捨てましょう

 

  それを誰かと比較して、負けているとか思っちゃうと、延々と「自分は寂しい」なんて思ってしまいます。

 

アテクシもそうですが、本当に大切な2、3人とだけ深くつながっていれば、それで充実しているんです。

 

  たくさんの人とつながればいいとか、つながるべきだという思い込みを捨てて、人間関係にミニマリズムという考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

  ※『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』(ダイヤモンド社)には、不安や悩みを解消するヒントが満載です。

 

ぜひチェックしてみてください!

 

精神科医 Tomy