【以下ニュースソース引用】
「金海鼠」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?
- 2022.8.31
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「鼠(ねずみ)」と言えば、人気キャラクターの存在などで動物の中では比較的馴染みのある存在ですよね。
さて、今回ご紹介する言葉は、そんな「鼠」が含まれている「金海鼠」です。
「金海鼠」の読み方!
「金」の「海」の「鼠」、漢字を並べてみても繋がりが見えてこず、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のために、ここでヒント!
金品などの貴重品を保管する、厳重なロックのかかる入れ物のことをなんと言いますか?
その入れ物の名前と「金海鼠」の読み方が共通しているんです。
…もうおわかりですね?
そう、正解は「きんこ」でした!
「金海鼠」について
「海鼠」は単体で「こ」とも読みます。こちらをご存知の方であれば、簡単な問題だったかもしれませんね。
さて、未だ正体の分からない「金海鼠」ですが、そのまま「金」色の「海」に棲む「鼠」なんでしょうか。
それとも別の生き物…?気になる詳細を辞書で確認してみましょう。
きん‐こ【金海=鼠】
ナマコ目キンコ科の棘皮動物。浅海にすむ。体は長楕円形で、体長約20センチ、灰褐色のものが多い。前端の口の周囲に10本の触手がある。茨城県以北に分布。煮て干したものを光参といい、中国料理に用いる。ふじこ。
出典:『デジタル大辞泉』(小学館)
なんと「ナマコ」の仲間でした。
名前に「金」が入ってはいますが、実際の体色は「灰褐色」が多いそうです。
また「金海鼠」は特定の生き物の他に、「海鼠」を干したもののことをそう呼ぶ場合もあります。
その際は引用にもある「光参」とも表記され、こちらも「きんこ」と読むとのこと。
どちらの意味で使われているのか見分けられるよう、気をつけてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
「金海鼠」は「きんこ」と読みます。
この機会に、ぜひ覚えてみてくださいね!