【以下ニュースソース引用】
ブルーモスクとピンクモスク 世界一高いツインタワー マレーシア
写真家
1993年、日本人の父とタイ人の母の間に生まれる。幼少期をタイで過ごす。
自分の目で世界を見るため …
ドローンによる空中撮影から水中での撮影まで、ひとひねりした視点の写真を得意とする写真家、野見山大地さんの連載「上から撮るか、下から撮るか」。
今回はマレーシアです。
世界一高いツインタワー、ブルーやピンクの色鮮やかなモスク、高さ43mもある黄金色の神像など、圧巻の見どころが満載です。
マレーシアは赤道付近に位置し、国土の60パーセントがジャングルという自然豊かな国です。
世界で3番目に大きい島・ボルネオ島にあるキナバル自然公園は世界遺産にも登録されています。
世界一高いツインタワー クアラルンプール
首都はアジア有数の大都市クアラルンプールです。
街の発展が著しく、日本人の移住先としても人気です。
多民族国家で国教はイスラム教のため、クアラルンプール周辺には美しいモスクが立ち並びます。
ペトロナスツインタワーはクアラルンプールのシンボル的存在です。
ツインタワーとしては世界一の高さ452mを誇ります。
イスラム文化を意識した尖塔型の建物のうち、タワー1は日本の企業が施工しました。
高さ370mにある展望台からはマレーシア市内を見渡せます。
タワー近くのKLCCパークは市民憩いの場で、多くの人々でにぎわっています。
また、ツインタワーからほど近い丘の上に立つKLタワーは高さ421mの通信塔です。
こちらの展望台からも絶景が楽しめますが、床がガラス張りのスカイボックスや、ジャンプ大会が開催されるなど、こちらは「絶叫」の名所にもなっています。
美しいブルーモスクとピンクモスク
マレーシアにはイスラム教の美しいモスクがたくさんあります。
中でも、クアラルンプール近郊にあるスルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャーモスク(通称ブルーモスク)と、プトラジャヤにあるプトラモスク(通称ピンクモスク)は色彩が美しく、見る者を圧倒します。基本的には、礼拝時以外は中に入って見学も可能です。
高さ43メートルのムルガン像 バトゥ洞窟
バトゥ洞窟はヒンドゥー教の聖地です。
洞窟の入り口にはヒンドゥー教の神様である高さ43メートルのムルガンが立っています。
洞窟に入るまでは272段の階段を登らなくてはいけません。
階段は2018年に色鮮やかに塗り替えられました。
洞窟の中には鍾乳洞があり、天井の穴から差し込む光がとても神秘的です。
ジャングルにはウツボカズラも キナバル山
キナバル自然公園にあるキナバル山(4095m)。
ジャングルには食虫植物のウツボカズラなど貴重な植物が生息しています。
登山道のほとんどが整備されて山小屋もあり、一泊二日で余裕を持って登れました。
比較的登りやすいですが、標高は富士山より高く、高山病の危険性はあります。現地ガイドの同行が必要です。
また、頂上近くには、岩に固定されたワイヤーを移動するヴィアフェラータが設置されています。
アジア初だそうで、世界一標高が高いヴィアフェラータ(最高地点3776m)としてギネス世界記録にも認定されています。
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