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大石公園のコキア (日本、中部地方)
富士山は、中部地方にある大石公園からの眺めが日本一だという人もいます。
その意見には、一面に広がる真っ赤な灌木が一役買っているかもしれません。
ご覧のとおり、遠くにそびえる堂々とした富士山を引き立てていますから。
この植物はコキア(ホウキギ)と呼ばれ、鑑賞用だけではなく、土壌浸食を防ぎ、
家畜の餌としても役立つ植物です。
また、コキアの種はキャビアのような見た目から、「畑のキャビア」と称して食用
にも使われます。
夏場は、このコキア畑はほぼ緑一色ですが、秋には燃えるような赤やオレンジ、
赤紫色に染まります。その風景は、米国ニューイングランド地方の紅葉に勝る
とも劣りません。ちなみに北米では、コキアは一般的なタンブルウィードの一種
として知られています。