今日を逃したら4週くらい無理なのではと思い、なんとかして行ってきた。誰かさんのブログのおかげで近所でやってることも知った!
実はコンセプトの面白さだけで終わりなのでは…と思ってたけど、ずっと緊張感があり、良かった。構図がいちいち素晴らしいよね。ラスト近くの階段のところでは、秀逸すぎてビックリ。あそこは掃除機でなくてはならないよな…とか意味不明なこと考えちゃったよ。
途中で思い出したけど、これ史実だもんなあ。私、何かで読んだことあるぞ。コートの話とか。
光の使い方とかが全体にすごかった。あと、淡々としてはいるが、かなりエモーショナルだと思う。子どもの耳に唯一ハッキリ会話が聞こえるとき、リンゴの話をしていたけど、後で女の子とリンゴの史実をベースにしていると読んで、うわあそこまで神経を張り巡らせているのかと。
うん、神経が張り巡らされた映画だと思う。見終わって、半ば退屈すらしてたはずなのに、膝がカックンになってて、後ろのおばさまに「大丈夫?」と笑われた。大丈夫ではないかもです。