伊坂幸太郎作品死神の浮力読破!以下、備忘録です死神の千葉の淡々としているところ。1週間も調査対象者の山野辺夫妻と行動を共にしているのに、思入れがなさそうなところ、かと思いきや最後に少しだけ読者におっ。と思わせるところが良かった。陳腐なハッピーエンドが現実になったらすごいことだから。怖くない、大丈夫だ。俺が先に行ってみてきてやるから。と言ってくれる父親。山野辺さんにとって、お化け屋敷と同様死に対して怖さがとれる場面でした。初期の作品が良かったみたいですね。だが晩年も悪くなかった。