久しぶりにピアノの話🎹



私は多声の複雑に入り交じったメロディーがどこだかワケ分からないような曲が苦手


でも、10月、11月と長く寝込んでしまっていた時

ベッドの上で動かない身体とは裏腹に、頭の中は猛烈にいろんなことを考えていて、考えているうちに頭の中がぐちゃぐちゃになり…


今までの人生では感じたことがなかったかもしれないような、ただ辛いとか苦しいとか悲しいなんて単純なものではなくて、なんとも言葉では言い表せないような、それこそいろんな感情が波のように押し寄せてきて


そのいくつもの感情が絡み合ってぐちゃぐちゃになり、どうしていいか分からない


私ってこんな醜い感情もあったんだ…

なんて自分をせせら笑いたくなったり

涙が溢れてとまらなくなったり


もう頭をもぎ取ってしまいたいような感覚に陥っていた


心が病んでたんだなー




それから少し回復して少しずつピアノを弾き出した時に


ああ、あの頭のぐちゃぐちゃな感覚、感情の絡み合いは、音楽も同じなのかもしれない


多声の複雑な絡みは、作曲家の心の叫びなのかもしれない


そう思ったら、今まで理解出来なかった複雑な部分も、なんとなく分かるというか


いや、分からなくてもいいのかもしれない

いろんな感情が絡み合っている時なんて、自分でもワケが分からないものなのよ


そんな風に思えるようになったら、苦手だった多声が絡み合うような曲も、今までとは違った感覚で弾けるかもとか


作曲家の心の声、複雑な心の叫び


怖がらずに近づいてみようかなとか


今はそんな気持ちになっている


また一歩、ほんの少し進めたのかもしれない🎹音符





今年はメンデルスゾーンとシューマンを中心に取り組みたいルンルン

「夏の名残りのバラ」による幻想曲

メンデルスゾーン18才の時の作品。
曲そのものは大好きなので数年前からちょこちょこ譜読みだけはしていたんだけど、

展開部の激しいところがなんだかワケ分からないなーって思っていて、練習がなかなか進まなかった💦


でも最近、あっ!と気づいた


ここは心の中の嵐だ

心の中に嵐が吹き荒れている

心の空模様


そう思ったら、ストンとふに落ちた


解釈は人それぞれだけど

今の私はそう思うんだな


そして嵐が去った後の

穏やかで温かい優しい光

やわらかなそよ風


この最後の場面が一番好きなところ



シューマンは小品からいくつか弾きたい作品があるブルー音符


ショパンは

長いこと弾いてきたノクターンの5番と8番を引き続き勉強したい


バッハはシンフォニアを少し復習したい



ってまあここまで書いといて、

実際そんなに出来ない気がするけど泣き笑い




やっと1時間くらいは続けて弾けるようになってきたけど、それ以上弾こうとすると、めまいが酷くなる泣


2時間くらい弾き続ける集中力と体力ないと、レッスンは受けられないかなあ…悲しい


今年の目標はレッスンを受けるのを復帰すること


元気だったら何てことないこと

でも今の私にはまだ難しい


もうしばらく冬眠して春を待とう🌸


春になったら~🌷🎶


焦らない、でもあきらめない


急いては事を仕損じる指差し

もう言うの何回目かなー笑