いよいよ卵巣腫瘍の手術
卵巣腫瘍は
良性、境界悪性、悪性(がん)
の3つに分けられるそうで。
私の場合は、
境界悪性以上の見立てとの診断。
直腸との癒着がありそうなので、きれいに剥がれなかった場合、
人工肛門になる可能性が50%って言われていた。
もう今いろいろ考えてもしょうがないなって、考えるのをやめたんだ。
なるようにしかならない。
自分ではどうすることも出来ないんだから、あとは運と天に任せようって。
腹腔鏡手術をやる予定だった病院で、
卵巣がんの可能性が高いって言われてから、7週間くらい過ぎて手術の日を迎えた。
手術日の2日前に入院して、のんびり出来るのかなー、なんて思ってたら、そうでもなかった (^_^;)
手術の詳しい説明を受ける
(旦那さんと一緒に)
同意書を読んでサインをする
(これがけっこう多かった💦)
食事の説明
シャワー室と洗濯機の使い方の説明
麻酔科の先生の説明
オペ看護師さんの説明
HCU室の看護師さんの説明
下剤をたくさん飲む
下腹部剃毛
おへその掃除
大腸洗浄
通常の採血
鼠径部の動脈からの採血
エコー検査
こんな感じかな。
いろんな人からいろんな説明を聞かなきゃならなくて、頭が疲れてきた。
なんだかんだけっこう忙しかったな~
(×_×)
前日のエコーで、腫瘍が11cm近くになってると。
先月よりもさらに1cmは大きくなっていた
あっという間の2日間だったな。
手術前日は、夜9時以降に絶対に水とか飲んだらダメ!って。
うがいならO.K.。
もし一口でも飲んだら、手術を始める時間が遅くなるって言われた。
意外にも手術の前日はぐっすり眠れた~💤
で、朝起きた時、
やっと、やっとここまで来たー✨✨✨
やっとこれでお腹の中の悪いものを取ってもらえるんだー😭
ってすごく嬉しかったんだ👏
ここまで来るのが本当に長かったなぁって。
婦人科領域ではかなり大きな手術です、って事前に言われていた。
手術時間は、7~8時間くらいの予定。
長いよね~
朝7時に手術前の浣腸。
7時半頃、病室に主治医の先生が来て、
「いよいよですね❗️調子はどうですか?」
と爽やかな笑顔。
先生の笑顔見たら何だか安心した🍀
私も
「元気ですよー🎵今日はよろしくお願いします。先生は今日は体調どうですか?大丈夫ですか?」
先生は一瞬キョトン顔😲
「大丈夫ですよ😊頑張りましょうね❗️」
って。
卵巣腫瘍の手術は3人の医師で行うらしくて、私の主治医の先生も執刀医の一人。
だから先生が元気かどうか気になったんだけど
まあこのタイミングで、先生の体調を確認する患者ってのも普通はいないのかも。
(^_^;)
午前9時、手術室に入る。
麻酔は、背中下の方に3回くらいチクッとした痛み。腰のあたりがボワ~っと何かしみてくるような感じ。
口にマスクを当てられて、
「眠くなってきましたか?」
「いや、全然。」
このあとは記憶ナシ。
「終わりましたよー❗️」
って聞こえて目が覚めた。
時間がワープしたって思った。
眠ってた感覚は全然なくて、つい今さっき、いや、全然。って言った気がしたもんね。不思議な感覚。
やっぱりワープだね。
夕方4時過ぎ頃になってたから、
7時間くらいかかったのかな。
しばらくして、旦那さんと、お義姉ちゃんと、兄のお嫁ちゃんが側に来て、
「全部きれいに取れたから大丈夫だよ❗️」
「癒着はほとんど無くて、きれいにリンパの方も全部取れたんだよ❗️」
みんなの声を聞いて安心したんだ。
どうやら人工肛門にはならなくて済んだ。
自分の体がすっごく熱いような感覚があって、
電気カーペットでも敷いてあるのか?
って思ったけど、それはなかったみたい💦
そこからHCUという部屋に運ばれて、一晩過ごすんだけど、
これが本当に噂通り、
もう辛くて辛くて、
しんどくて長い夜だったんだー😫