最近、娘が天草四郎にプチハマりしている。


「何にも悪い事してないのに農民が火つけられて殺されるんだよ!?」


「マツクラカツイエって最悪じゃない?

ひどい!最低!!」


と言う。


うんうん、分かるよ。

(ほとんど宝塚ベースの知識だけど)


うんうん、そうだね。

マツクラカツイエは本当に最低だよね。

(まぁ、鳳月杏様が演じられる時点で、どう転んでも超絶イケオジのワル殿様(含・スケベテイスト)になっちゃうんだけどね、これが…)


…と、頷きながら聞いておりました。



娘は宝塚への興味もなく、私も娘をヅカ沼に引き入れるつもりは全くないのですが、思わず


「宝塚にも『天草四郎物語』があるんだよ?

見てみる?」


と、言ってみました。

実際に見るかどうかはアヤシイもんですが、今のところ興味津々のようでした。


ま…正確には『異聞・天草四郎』だけどな。

この“異聞”が肝、っていうか、ほぼ全てだけどな!?


そうして、もしこの時点でこれを見てしまったなら、

“天草四郎 = 赤髪のチョイ不良かつ超絶イケメン兄ちゃん”

のイメージが固定され、ある時歴史の授業で実像を知って衝撃を受けるのが、今から目に見えるようだ…。



そう、その昔、ナポレオンとは高汐巴さんみたいにカッコいいもんだと思い込んでいたのに、肖像画(割とリアルなやつ)を見て衝撃を受けた、あの日の幼い私のように…。


でも、天草四郎は歴史でも何となく美少年イメージだし、ま、いっか。





『MESSIAH-異聞・天草四郎-』と言えば、

個人的には柚香光さん演じるリノ(山田右衛門作)が印象深いです。

(そりゃそうでしょうね…っていう)



このブログで、散々柚香さんへの愛を叫んでいる私ですが、どの時点で沼落ちしたのか、具体的に語った事はありませんでした。


自分でも、“ここ!”と言える瞬間がハッキリしなくて、徐々にジワジワとハマって、気づいたら沼だった…というのが正直なところですが、


敢えて作品、役を挙げるとするなら、

このメサイアのリノだったのかな…と。


珍しい…ですよね??

周囲でも、ネット上でも、柚香さんファン多しと言えど、メサイアでハマったって聞いた事ない凝視

同志の方がいらっしゃればご一報ください(笑)。



というわけで、『鴛鴦歌合戦』が初日を迎えてしまったら、またそちらのお祭り騒ぎに頭がいっぱいになってしまうと思うので、その前に、自分が柚香さんと(一方的に)出会ってから、エモ作(リノ)に完全沼落ちするまでストーリーを、次回以降、綴っていこうと思います。

(そのストーリーに需要がないのは知ってます。)