今日ソラは実家で、
とても子供らしく伸び伸びと遊んでいました。
慣れている場所で慣れている人と遊ぶと安心出来るし、楽しいんだろうな~。

今日、お絵書きに使うコアラの付いたボールペンを甥(2歳)と取り合いになり、
ソラにしてはめずらしく、泣きながら握り締めて離さなかった。
←いつもはあっさり奪われ、その後は特に執着しない

前にも、そのボールペンを甥に何度も奪われていたので余計に離さなかったのだろう…。

姉が甥を説得して他のボールペンを使って、コアラの付いたボールペンはソラに譲ってくれたんだけど、
私がソラに

「ソラが使っていいけど、貸してって言われたら貸してあげるんだよ。」

と言うと、ソラは返事せず、貸さないと泣き出す始末(笑)

返事出来ないならお絵書きはおしまいだよ。と言うと更に泣き出し、
見かねた母がソラを抱いて別の部屋へ連れていきました。

ソラにとって絶対に貸したくないもの。
それなのに何度も甥に奪われて使えず、もう絶対に離すものかと思っていたのかもしれない。

それなのに、まだ小さなソラに、貸してあげる約束をさせようとした自分は、厳しすぎたのでは…

自分の対応は、よくなかったような気がして反省…。

ひとつしかないものを譲り合う、
自分の大切なものを人に貸す。
大人だってうまく気持ちを切り換えるのは難しい。

私は今でも、友達に貸して返ってこないものを全部忘れず覚えている。

まして貸し借りのスキルなんて無いソラに、
譲り合うことを強要した気がして
かわいそうな事をしてしまったと、密かに反省している。

貸す貸さない、そのルールよりも、

ソラの、
大切なものなのに何度も取り上げられて我慢していた気持ちや、
もう貸したくない気持ち、そういう部分を受け止めてあげられたらよかったのにと思う。

ソラに無理矢理ルールを押し付けたような気がして後悔…。


結局ソラは、ばあばと遊びながらすぐにボールペンのことなど忘れ、元気に遊んでいたけれど。


誰に何をされようと、その時ソラはどう思ったのか。
大事にしたいのは、されたことよりも、その時のソラの気持ち。
それが一番大切にしたいこと。

ごめんなさい、ソラ。