もうすでに、セミが鳴いています。
まだ外は暗く、うっすら灰色がかった空に変わる時間。
こんな時間から働きすぎは体に良くない。
鳴くのは早いぞ、セミくん。
以前、ダーリンにゴルフ場で
「セミは産まれてから地上に出て、1週間しか生きられないのに、
そのために7年も地面の下にいるなんて、なんかすごいね・・・。」
と言うと、
「セミはきっと、地面の下にいることが生きていることなんだよ。
そして子孫を繁栄する為だけに地上に出てくるんじゃないかな。
僕たちにとっての生きることと、
セミにとっての生きることはきっと違うんだよ。」
その時は私は、
なるほどね~、死ぬ前にだけ花が咲く「竹」みたいだね~。
なんて、めちゃくちゃなこと言っていたけど、
1週間も出張であなたがいないと、私はさびしくて、
夜更かしした挙句にセミの声であなたを思い出してしまう。
早く帰っておいでよ。ダーリン・・・。
っつーか早く寝ろ、自分。