インド美人のプロポーズ①はコチラ

一人暮らしか・・・。

じゃあさー、料理とかも作っちゃうわけ?
なんかさ、美奈子の料理って、ゾーっとするよね。
ちょーこわい。おそろしいっ。

って、きさまっ!私の料理食べたことあんのか!
しかも、ゾーっとするの所に、
魂が抜かれているみたいな人の絵が書いてあるじゃないか!

自慢じゃないが、
私は一人暮らしだった間、
うちに遊びに来る、難民みたいな友達たちに、
合宿所のおばさん並みに食事を作っていたんだぞ!

やつらが死ななかったのは私のおかげだ!

散々、私の家の冷蔵庫から、ビールや飲み物を、
浴びるように飲んでいったあげく、うちで食べて一食浮かしていた奴らに、
私はいつも死なないように食べ物を与えていたんだ!

あの頃、私は難民たちに、食事と飲み物を保障していたが、
難民たちは、私の家の掃除や洗濯をしてくれていた。
まるで、発展途上国のメイド制度のようである。

今度、一度でいいからご飯食べに行ってもいい?
私はね、鶏肉が好きだから、
地鶏のトマトソース煮込みとか、そういうのがいいな~。

散々、私の料理の腕前に疑惑を抱いておいて、
いきなりメニューまで指定してくるずうずうしさを見習いたい。
お前に、地鶏と、ブロイラーの違いがわかるのかと、問いたい。

私ね~、もしかして、もしかすると、
来年、いや、今年、
苗字が変わるかもしれません。

何も、まったく、全然、本当に
何も出来ない私をもらってくれると言うのです。
本当、世の中変わった人がいて、助かったよ。

旦那様、本当に気の毒です。
どんな男か見てやりたいです。
全国の男よ。
女の外見に騙されちゃいけません。

もうね、なんかさ、
手紙も5枚目だし、
そろそろやめておく。
今度会いたいな。
でも、会ったらなんか久しぶりで緊張しちゃうかも。
毎日、ただ息をして、ただ生きている、そんな毎日です。
では。

では、じゃないから!
そんな意味深な終わり方やめてー。
結婚を前にした女の子なら、
もっと幸せそうになにかを書いてもいいのに、
毎日ただ生きてるって、気になるじゃんか!

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