中山:初めてだったんですけど、初めてじゃないような。内容が病気を扱っていたりとか、お別れがあったりとか、すれ違いがあったりとか、いろいろな悲しみを含んではいるのですけれども、それを静かに流れる詩的な感じで演出なさってくれて。出来上がって観てから、この作品に出会えて良かったなって思いました。嬉しかったです。
MC:ジェウクさんは「中山さんが実在するのか」と思っていたそうですが。実際にお会いになっていかがでしたか?
ジェウク:子供の頃にテレビや映画で観ていた方と一緒に仕事をしても、ドキドキしたり不思議に思ったりすることはなかったんですけど、中山美穂さんは特別な方で、特に韓国では『Love Letter』(’95)という映画は、本当に有名で誰でも知っている映画なので、そこに出演していた中山美穂さんと、僕が映画を撮るんだということが実感できなくて。最初に会った時の印象は、死ぬまで忘れないと思いますね。現場ではチャネとして撮影していましたが、終わってから映画を観たら、本当に中山美穂さんと映画を撮ったんだっていう実感が湧きました。光栄でした。ありがとうございます。
MC::最初に会った時の印象はどうでしたか?
中山:衣装合わせの時に初めてお会いして、振り返ったら彼がいて、脚本通りのイメージだったので、ガン見したらしいです、私(笑)。
MC::見つめられて、どんな気持ちでしたか?
ジェウク:その瞬間、空気が止まるみたいな感じでしたね。目が本当に大きい女優さんが、僕をジーーーっと見て。そのまま何も言えず、結構短い時間だとは思うんですけど、長くて2秒ぐらいだと思うんですけど、すごく長く感じられて。そのまま何も言わず「………OK!」って(笑)。「チャネだ」って顔をしてくれて、すごく嬉しかったです(笑)。
MC:初共演の2人ですが、恋愛を越えたところにある、人として支え合う素敵なカップルだと思います。10月の釜山国際映画祭でもベストカップルという声がレッドカーペットであがっていたようですが、実際にお二人を演出されて、監督はいかがでしたか?

続く