チビボン☆2歳6ヶ月と17日
今日は、最近の悩みだった兄弟ケンカに、進展を見せるうれしい出来事が
2歳6ヶ月のチビボンは、興味津々、いろんな事に「これは何?」「どうやるの?」と聞いて、何か黙々とやってびっくりするような出来事(イタズラ)が繰り返される
加減知らず、事の重大さが、まだまだわからないチビボン。
1歳の頃は、悪気なく友達とケンカしたり、物の取り合いになったり。
悪気ないし、まだよくわかってないから、怒るって言うより注意して教える。
1歳半~2歳に近づくにつれて、こちらの言っている意味が通じて、やってはいけない事などは忠実に守るようになった。
ところが、2歳半になった今は、どんどん脳が発達して賢くなり。
やってはいけないけど、どうしたらやっていいのか、みたいな感じに気持ちが動くようになり。
悪気がある、ないでは判断出来ないような事も。
それから注意して教える+怒るって言う事がセットに。
ガミガミ怒りたくないけど、真剣に、オーバーなくらいで言わないと伝わらないって事が増えました
何がいけないか理屈でわかっても、事の重大さがまだわかりません。
遊びや人との関わりで加減やルールを学び、それが備わってはきているんだけど。
弟ボンとの兄弟ケンカだけは、ふとした時に、出来心的な動きをする…。
友達のところの兄弟は、無理矢理赤ちゃんの腕を引っ張り、脱臼したとか。
押し倒して流血したとか
うちも他人事じゃないんだよね。
加減しつつも、気持ちが先立つと押しちゃうからケガの程度は想像つかない。
2人目サークルで話したら、どのママも兄弟姉妹のケンカは同じ悩みだったし、上の子が大きいママは、いくつになってもケンカしてるって言ってたから、まだ2歳だし良くある事だって言うけど。
絶対に人を傷つける事をしちゃいけない。
やはり、これもお互いの存在を確かめながら、学んでいるんだよね。
どのくらいの強さで倒れたら泣くか、とか、どうしたら笑うか、とか。
最近、生き物に対しても感覚が変わった。
例えばアリなら、1歳は恐る恐る触って、眺めてる~な感じだったのが。
2歳になって、触って飼う姿勢に。
ところが、最近は押し潰すんじゃ(;゜0゜)?とか、バッタを触りたいけど、石を投げて反応を見るぞ…みたいな。
あわよくば、死んでしまう行動。
生き物は大切に、同じように生きてるよ~心臓がドキドキあるんだよ~だから殺しちゃダメだよって教えながら、これが子供(または男の子)ならではの探求心なのかなぁと。
それで、生き物も弟ボンへの扱いも一緒。
何が起きるか、見てみたいんだろう。
その(やりたい)気持ちと、絶対にやっちゃいけない間で、揺れてるチビボンが見ててわかるわけ。
生き物が死んだら可哀想だとか、実際に死んだ瞬間を見ていないから、これが難しい~。
いつかわかるだろうと言い聞かせていても、弟ボンのケガは気長になんて見てられず、防がなきゃならない。
勢い余ってケンカになってるけど、しょうがないじゃ済まない問題もあって。
例え話だとか、相手の気持ちになって考えてだとか、とにかく毎日毎日人を押したり叩いたりしちゃいけないと、同じ事を言っていた。
そして今日、外でアリを見ていたら、誤って死んで(殺して)しまったの。
もちろん、悪気はないんだけど、いけない事をしたって思ったんだね。
『あ…っ(;>_<;)』って顔をして、必死にアリさんを動かそうとしたり、動揺してて。
「救急車、呼ぶ?」と対処まで。(アリさんは救急車じゃ助けられない…)
もう元気になれないの、アリさんの家族が悲しんでるね…って話をして、やっと死を理解したのかな?
帰ってきたら「おかーたん。○○○(弟)は強く叩いたり押したりすると、アリさんみたいに死んじゃうんだよね。いなくなっちゃうのイヤだから、やらないの。
○○(自分)は押したりしないんだ。おかーたんも○○○(弟)がいなくなったら寂しいもんね。仲良くしたいなぁ~アリさん、もう殺さないようにする。」と 、ベビボンボンに頬擦りしながら話してきました。
そうよそうなのよ
やっとその気持ちに気付いた
今までは、押したりしても平然として、僕は悪くないんだって態度だったのに。
アリを殺してしまった事で、罪悪感が生まれたのかな。
人もアリも一緒だって事に気付いたり、言えばわかる、論点を変えればわかる。
説明次第で、子供は理解しようとする能力はある
と言う感じで、ダメダメ怒るよりも何度も言い聞かせたり、経験をする事が一番なんだと思いました。
母の思いが通じて良かった
死んでしまった一匹のアリさんには、とても申し訳ないけど、アリさんの分も生きて、仲間を大事にすると、チビボンに約束させました。
またケンカはするだろうけど、命の重み、弟ボンへの意識は変わったみたいで、私も心がスーッとしました
小さな脳ミソをフル回転して、イヤイヤ期の心境もありつつ、頑張ってるチビボンです。