弱くて、臆病で、ずるくて。
そんな自分に気付いていたのに、見ないふりをした。
その館にあるものは、希望か絶望か。
攻略キャラ声優一覧
緋影(CV石川界人)山都(CV細谷佳正)鴉翅(CV柿原徹也)鉤翅(CV鳥海浩輔)紋白(CV松岡禎丞)
物語
深く深く墜ちていく中、聞こえるのは雨の音。
そして、何かの鳴き声。
目を覚ますと少女は洋館の中にいた。
混乱する少女に得体のしれない醜悪な化け物が襲いかかる。
少女は化け物から逃げ惑いながら考える。
ここは一体どこなのか？
そもそも 自分は誰なのか？
自分の過去にまつわる全ての記憶を失った少女は、同じ境遇の男性たちと合流する。
少女たちの持つ武器は不思議な拳銃。
少女たちはこれから、生き残りをかけて『黒蝶狩り』を行い
化け物が持っている『万華鏡の欠片』を集める。
絶望と裏切が渦巻く洋館の中で、
未来に希望を見出せるのか＿＿＿＿
まず初めに
黒蝶のサイケデリカ〜！！
ずっと灰鷹のサイケデリカと共に気になっていた作品です！
今回灰鷹はまだ未購入でプレイしてないのですが、念願の黒蝶をまずプレイ！
色使いがステンドグラスっぽくて色彩豊かで凄く好みなんですよね😌😌
主人公が声ありで、CV中原麻衣さん(ひぐらしのなく頃に/竜宮レナ、わがままフェアリーミルモでポン/南楓、メカクシティアクターズ/アヤノ等)
自己投影奴ですが、せっかくだから、と序章だけは声ありでプレイ。ON/OFF可能。顔エフェクト無し。
可愛くて癒されたんですけどやっぱり自己投影だとボイスがちょっと！！！！！()
でも苗字も名前もどちらも変えられて、しかも主人公の紅百合には妹のハルカって子がいるんですけど、回想シーンの幼少期でそのハルカの苗字も同じになってたのはびっくりしましたね……。
回想シーンの幼少期では強制的に紅百合に声が入るんですが、まあまあまあまあまあ………………(妥協)
ここからレビュー形式で紹介していきますので、気になっている方はお付き合い下さいませ⚑
攻略について
共通が7章→結章まであり、そこから個別へと分岐。
ですが分岐に関しては終盤の結末が少し変わる程度のものでした。
ほぼ個別は無いものと思って良いと思います。
紋白は2周目以降に出現する現実世界ENDを攻略後に攻略可能です○
スキップ無しで幕末のショートストーリーなど合わせて読み進めれば約4~5時間。
だけど2周目以降では既読スキップでスラスラ2時間程度。
ENDに関して、
主に共通はBESTENDと2周目以降に見れる現実世界END。BADENDも存在します。
それとは別に大円団ENDなどもあるので、詳しくはフローチャートで確認できます。
個別ではキャラによっては1つしか√がないキャラもいますが、基本は二つ。
現実(本名)ENDと黒蝶(異世界での呼び名)END。
個人的に、現実ENDが現実世界でのハッピーエンド、黒蝶ENDがずっとこの異世界に残る事を決めたメリーバッドエンドな様なものだと捉えてます。
ちなみに攻略したいキャラの新しく開放されていくショートストーリーはこまめに確認してください。
それによって分岐も変わりますので、章が終わる事にセーブをしてメニュー画面からフローチャートへ飛ぶのがいいかもしれません👌◎
スチルについて
1キャラにつき、約22~25枚程度。
特に多くもなく少なくもなく、と言った感じですね。
スチルはパーセンテージで表されて分かりやすかったです。
だけどこのスチル、何枚かはショートストーリーで手に入るものなので、｢このキャラの√クリアしたのにスチルがコンプしない！｣と焦らないでください、そのうちショートストーリーが解放されていけば揃うはずです💪💪
｢もう終わるのにまだスチルが半分以下！｣とそんな心配も、最後の2パターンのENDで怒涛の勢いで手に入るので安心してください……(小声)
どれもスチルが凄く綺麗で、人を選ぶものかもしれませんがスチル内で蝶が羽ばたく演出や、雰囲気が｢黒蝶の世界｣と言った感じでとても好みでした！○
シナリオについて
基本金太郎飴。だからこそ2周目以降は既読スキップですらすら進めるわけです…。
共通のほぼ3分の2は同じ内容だったので、すぐ選択肢に辿り着ける事も攻略することもできました👌
金太郎飴だからつまんない！という訳ではなく、条件を満たせばショートストーリーなどが新しく開き、別の世界線でのIFが解放されますし…！
恋愛過程の速さも真相を知るまでは｢？？？｣という感じでしたが、真相を知ると納得しました。
真相などは案外共通の序盤ら辺で大きく明かされていくので、特に"どのキャラが真相√"という事は無いです。
ただ緋影√はメインヒーローだけあってかなり他の√とは掛け離れた話になるので、緋影は最後に回した方がいいかもしれません。紋白√も制限キャラなため、紋白と緋影は終盤攻略をオススメします。
章の最初に出る詩的な文章が本当にセンスが良くて、言葉の選び方が上手かったです…
｢乙女ゲーム｣と言うよりは｢謎解きゲーム｣かな？？🤔
システムについて
オートや既読&強制スキップ、クイックセーブ&ロードなど一通りのものは揃ってます。
特に既読は早くて快適でした👍👍
ただショートストーリーを終わる際、わざわざ1つずつシステムセーブをしなければいけないのと、セーブする時に少し時間がかかるのは気になったかな…？？
黒蝶のサイケデリカと言えば、噂の黒蝶狩りシステム。
ここでポイントを貯めてショートストーリーを解放しなければ物語が分岐しなかったり先に進めなかったりするんですけど、このコツについて少し。
・いちいちタップするんじゃなく、スライドして複数選択すること。
・右利きは左手で十字キー(shotの代わり)、右手で画面をスライド(左利きはその逆)
・色がカラフルな蝶はポイントが高いので逃さずに。
ということです。
最初は判定がCから始まるので、結果がどうなっても最初はCのままです。回数を重ねることでrankが上がるので、積極的にミニゲームの所でポイントを貯めて行きましょう！🙌💓
全体感想
…もう心がしんどいです。
いや最初はね、私の推しから攻略したんですよ。好きなものから最初に食べるタイプだからこそ攻略は初見推しだったんですよ…(言い方)
でもまさかのそのキャラがENDが黒蝶ENDの方しかなくて絶句。
｢えっわいこれじゃ幸せになれない(違)｣
もう最初から色々な意味で一番不憫な立場のキャラを引き当てて初っ端から｢もう私はこの人の気持ちを抱えたまま、黒蝶を続けられない…｣ってナーバスになってたんですけれども、、、まあ、、、やりますよね、、、、(いまこうして全体感想書いてるってことを察してください)
そしたら無事個別では無かったものの、大円団√でその悩みが解決したので、続けて良かったと切実に思いました……。
ショートストーリーを解放していくシステムと、尚且つもう既に攻略キャラ達(一部を除き)は主人公に対して一定以上の行為を抱いているので、丁寧な恋愛過程を望む人には向いてないです。
最初から一定以上の好意を向けられているのにも意味があるので、そこはご了承を。
主人公自体にも｢えっいつ好きになったの、えっ主人公いつこの人に恋愛感情向け出したの？？？｣と疑問に思う部分も多いです。
急な展開に｢えっえっ｣ってなったり、そのシーンの意味が理解出来なかったり。(後にショートストーリーなどで理解出来るとは思います)
それ故に万人受けする作品ではないけど、好きな人はとことん好きな作品かと(私は後者派でした)
閉じ込められた孤独な世界で攻略キャラ達が歪んでいく姿は、見ていて素直に｢人って怖いな｣と感じました。
次第に閉じ込められた世界で病んでいく姿がどこと無くリアルなんですよね、、、、
特に黒蝶ENDは依存をメインにしているので、そこが一番黒蝶らしい薄暗い部分だと思いました。
主人公に対しての好き嫌いも物語とシステムの好き嫌いもかなり分かれる作品ですが、個人的にBESTEND→大円団ENDの流れにはうるっときましたね、、、、🙏
個人的にはBESTEND、大円団ENDを強くオススメする作品です。
かと言って個別ENDも幸せそうで何よりなんですけどね！！
特に制限ありのキャラだけあって紋白くんは泣きました本当に……………………………。
銃をバンバン撃ちまくる攻略キャラってのはかっこよかったです、、オープニングと相まって尚更かっこよかった、、、、
わいも銃を自由に出して攻略キャラと一緒に黒蝶狩りしたい…！！！！！！！(現実を見てない目)
独特な世界観と蝶をモチーフにしたものが好きな人は試しに購入してみてはいかがでしょう💪💪
黒蝶と灰鷹なら他のゲームと比べてかなり前に出た作品なので比較的中古だと安価でしょうし、手が出しやすいと思います🙏
絵が好き、雰囲気が好き、な人にはとことんハマり込める作品だと思います！！
黒蝶狩りでポイント貯めたり、ショートストーリーをいちいち見るのや解放するのが嫌って程のかなりの面倒くさがりやじゃなければ、、、！！きっと！(きっと)
私は黒蝶のサイケデリカ、結構好きだったので灰鷹のサイケデリカ購入を検討中です👌◎
ちなみに、ネタバレになるので初見推し順は言えませんが、全プレイ後での私の推しキャラは……
迷って迷って迷った末に緋影ですお疲れ様でした(決死の覚悟)
あと緋影√でたくさん出てきてくれたウサギちゃんが凄く可愛くてこれほどにまで女の子を攻略したいと思った事があっただろうか案件でした😇😇
・シナリオ
★★★☆☆(3.5)
・システム
★★★☆☆(3.0)
・スチル
★★★★☆(4.0)
・糖度
★★★☆☆(3.5)
・総評
★★★☆☆(3.5)
・トロフィーに関する記事はこちらから
・公式ホームページはこちらから
・オープニング&プロモーションPV
