※本ブログにはネタバレが含まれます。
上記の通りネタバレに注意してください。















√情報収集班個別感想


 明瀬キョウヤ(CV斉藤壮馬)

茅ヶ裂マモル(CV浪川大輔)

陀宰メイ(CV古川慎)







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「顔色が悪いですね……。
無理せずあなた自身の事を第一に考えてくださいね。」

物腰柔らかで礼儀正しい青年。
主人公が困った時には手を貸し、
争い事は避けようとする温和な人物。
サボテン集めが趣味。

シャレマニ1人目に攻略済



一番目に攻略したらお前スポンサーじゃねえか!!!!!!!(大声)まあ早めに候補が1人消えてよかったといえばよかったのですが…()

初めて攻略した時は元々情報収集班の別の人行こうとしてたんですよ…でもまさかの制限がかかってて、偶然入ったマモルさんルートが1人目になりました、、、、、、


でもまあ見た目は好みだし、可愛いし、くまのぬいぐるみを元気の無い主人公にプレゼントして腹話術したのはさすがに萌えたし(??????)




このシーンには悶え苦しみましたね、しかもよく見ればくまのぬいぐるみのリボン!!マモルさんとお揃いじゃないですか??????可愛いがカンスト

でもそんなマモルさん、すっっごく自己評価が低いです。
「僕なんかと」という言葉を節々に使っていきます。

ヒヨリちゃんからしたらそんなことないと何度も否定しながら彼の自己評価の低さ、自己犠牲の低さを理解しながら疑問に思っていくんですよね。

リョウイチさんをドラマで刺すというシーンがあり、拒否した彼は右脚の機能を罰ゲームとして序盤から無くすんだけど、まあここまではわかった。まあそりゃ刺したくないよな、うんマモルさんの性格的に躊躇せず刺すとかギャップにも程がある、、、

片脚の機能を失ったマモルさんは松葉杖をつくことで、自分はもう右脚はこのままでいい、再演はしない、と意思を表すんだけど、、、、
なんとその次のドラマではヒヨリちゃんとのキスシーン!!!!!!!
あれは内心ウハウハでしたね、そうだ!!!!!!!そこだ!!!!!!!キース!キース!(ガキ)と手拍子してました。

そしたら自分はできないって縁起始まった瞬間拒否して罰ゲーム受けて両目見えなくなるじゃん!!!!!!!??????
……そこまでかあ、…そこまで…キスしたくないのかあ…。
いやいや、女の心境としてはすごいショックだと思いますよ、、、、だって何も躊躇わずドラマ拒否された上に、異様に固執している右腕さえも無くしてもいいと宣言してキスシーン拒否されたんですよ、、、

ポジティブに考えたら紳士、普通に考えたら普通に私の事嫌いなのかってなるよねわかるヒヨリちゃん
そんな彼、「僕なんかが貴方に触れられない」とまたまた自虐的発言が多くなる。
だけど彼が視力を失い右脚の機能を失い、それに対して彼の手助けをするうちに少しずつ心が近づいていってた気はするんです。でも離れたり、なんなら「あなたなら素敵な恋愛が見つかります」発言。ちがうだろわいはお前と幸せになるんだ!!!!!!!


ヒヨリちゃんは、
彼が異様に耳がいいこと、ほかのキャストには友好的な異世界人がマモルさんだけを何故虐めるのかという事、一緒にバックナンバー視聴中急にエンドロールの所で意識を逸らされたこと
全てを持って彼がスポンサーであることを当てます。

マモルさんは「そうです、だからもう僕に近付かないでください」とその場を去ろうとするんですよね。誰にバラされてもなんでも、彼は元々少し自暴自棄になっていた気がします。
そんな中で引き止めようと思わずいつも彼が固執している右腕に触れてあっってなりました。







彼の腕は異世界人のもので、視覚認識システムを使い"人間の手"に見せかけていたものだったんですね。

混乱して異世界人の感触に恐縮するヒヨリちゃんに対して、ここ一番に辛そうに「ごめんなさい」を繰り返すマモルさんに対してむしろ私が何か言ってあげたかった。
でも言えないんですよね、何を言えばいいかもわからない、でもそれで何も言えず彼を見てると、彼が一番辛そうで。


異世界人の話題を出すと彼が怖がっている(気分が悪くなる)ように見えていた描写は、実は主人公含めたキャストが異世界人に対して嫌悪感を抱いている事に傷付いていたと考えると全て理解したように見えます…。


ごめんなさいごめんなさいって繰り返すマモルさんの方がずっと辛そうで、思わず胸が痛かった…。父親は異世界人、母親はDEAD ENDになった元キャスト。つまりマモルさんはハーフだったわけで…。異世界人側からしてもこちら側からしても異端でいる存在に、自分自身の自己評価が低いのも頷ける気がする。 

「僕は産まれてくるべきじゃなかった。
そこに愛なんてなかったし、僕はどこの世界でも異物でしかない」


勇気を出し決意してマモルさんの部屋に行き、自分がハーフだと話すマモルさん。そして自分の意思で、ヒヨリちゃんは彼の手を握ります。
自分があの日思わず離したあの右手を。

その際右手を握った時、「離してください」と言う彼に関わらずずっと握っていると彼は、後悔しますよ、と異世界人である自分の右腕の視覚認証を解きました。すると目の前には青くゼリー状の彼の右腕。
それでもヒヨリちゃんは「…本当にこんなので離すと思ったんですか」と手を離さないまま。

「私を、元の世界へ帰してください。
私をここへ連れてきたのは茅ヶ崎さんですから
最後までちゃんと見届けてください」


そうして、死んでもいいという彼を生かすヒヨリちゃんの言葉には強いものを感じました。
そこから彼は、視力や右脚の失った機能を取り戻すために再演をしていき、無事取り返しが終了。
ヒヨリちゃんの、今までは右脚と視力を失ってるからこそ一緒にいた、という理由が無くなってどうしようと悩んでいる姿には思わず微笑ましく。。。。


だけどまあ近付いたのもそれまで、デートだと言ってマモルさんは実際ヒヨリちゃんを公園にわざと連れていき、そしてまたわざと自分が異世界人に石を投げられたりする姿を見せるんです。
面白げに石を投げられながらも「大丈夫です」といって歩くマモルさんはほんと辛かった。
それを見せて、彼は自分といたらいけない、自分はあくまで異端者でどこに行ってもそれは変わらないのだから。という事を言いたかったんでしょうね。

嫉妬全開のクセに今更突き放さないでくれよ!!!!!!!(大号泣)


そんなこんなで、彼は自分の危険承知の上で情報局と連絡を取った末に強制シャットダウンと言う形でみんなを異世界配信から逃すことに成功しました。
他ルートでは、強制シャットダウンすると正しく現実に戻れるかわからないって話も出た気がするけど、まあそれとは別物なのかな…?

そしてマモルさん、全てが終わったヒヨリちゃんに貴方が好きだと告白をします。
「本当ですね。もう戻れません
あなたと一緒にいると、どんどん自分がだめになってゆく」

もう戻れないくらいあなたが好きだと。せっかく捨てたのに、欲しかったもの全部持たないようにしていたのに、夢見ないように生きてきたのに。そうして自分はここにいるのに。






「あなたはそれを一つ一つ拾って、僕に手渡してくる」






だけどさすがにディレクター、こんなとこで終われない



「最後のドラマをいたしましょう
帰還をかけた特別なドラマです。『命がけ』で演じてくださいね!」

そうして出されたのは、
・自分自身が死んでヒヨリちゃんを元世界に還すか
・2人で残って異世界人になるか


いやもう選択肢!!!!!!!
私ここで正直終わったと思いました、今までのマモルさんなら普通に自分を殺して彼女だけ返そうとするでしょ…。それを必死でヒヨリちゃんが止める展開になるんだろうなと思ったら、なんと彼はこの世界ごと全部捨てる、と…まさかのナイフで自分の異世界人のものである右腕を切り落とそうとしました。

刺して引きちぎろうとして…見ているだけで痛々しかった…。
自分と肉親を繋ぐ唯一の大事にしてた宝物の右腕。
だけどそれを上回り、もう"唯一"以上の好きな人という宝物が出来た彼には、もう過ぎた話でした。


その後世界に帰還した2人は待ち合わせをしているところから始まるんですが、スーツ姿で髪かきあげて出てきたマモルさんには心肺停止した
自分がスポンサーであった情報を有効に使うため大学をやめて情報局で働き始めたんですよね。
切り落とした右腕を失ったまま。





ヒヨリちゃんに対して
「ここで生きていいんだと、思えるようになりました
…あなたの、隣で」
そういう彼にあの自虐的な面影はもう残ってなくて、ああ良かったと涙が出ました…。
「あなたが僕に傾けてくれる感情はどんなものでも
愛おしいです。いつだって、僕のためですから」

幸せになってくださいもう(土下座)