七夕ソニック感想 | 腐カップルの小規模なブログ

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今年の七夕は、愛を確かめ合う織姫と彦星のものだけじゃ
なくて、わたしたち地球人のためにあったとも言えるような、
奇跡的な一日でしたね。
宇宙から…まさかヒヨコが!
違うシートベルツが!
来てくれるなんて…ありがとうミルキーウェイ。

さいたまスーパーアリーナの前には矢印みたいなでっかな
ヒヨコの足跡がぽっかり(パンフ参照)。
と思ったら、会場のど真ん中にもでっかな足跡ぷっくり。
どうやらシートベルツの諸君が乗ってきた宇宙船が
座標ぴったり着陸かました跡らしい。
きっと彼らの宇宙船は黄色くて羽がついていて、着陸する
ときにはニョキっと足が出てくるに違いない。
ヒヨコみたいにね!
で、そのヒヨコの(着陸の)足跡をステージにしちゃった。
プロデューサーY.K.が「すごいでしょ?」とニャハハ笑う
姿が目に浮かぶようです。

99年のシートベルツ来地球公演のとき。
チケットが取れなくて、朝から当日券に並ぶものの午後に
なって発券無しのアナウンス。
会場の外でこぼれる音を涙ながらに拾った10年前。

2001年のシートベルツ来地球公演のとき。
私が宇宙旅行に旅立っていてすれ違い。
火星あたりですれ違ったかもしれないと、強がりを言って
自分を慰めた8年前。

そして2009年!
21世紀最後のシートベルツ来地球公演!
次回公演までこの身が地球に存在するかどうかわからない
ですから、なんとしてでも会いに行かねばなりません。

シートベルツの皆さん、はじめまして。
今まで一方的にラブコールを送ってました。
今日は感激です。
そんなふうに挨拶しようと思っていたのに、照明が落ちたら
ぷっくり足跡ステージから強烈なラブコールの嵐!
なにこのミラクルストリーム!!
目を大きく開けて耳を傾けるので精一杯です!
宇宙産はすげぇや。
光学迷彩きかねぇや。
持ってかれた~~~~~~!!!

1万7000人を揺らすリズム隊が凄いです。
ドラムを叩く腕がエドみたいにふにゃふにゃ自由自在でした。
色んな惑星の音を再現するパーカッションや、
弦1本で大気を震わせるギターとバイオリンとチェロ。
まあ宇宙楽器でしょうから名前は違うと思いますけど…。
人間離れした肺活量を持つホーン隊には、さすが宇宙人だけ
あるなと思いました。
歌う人も凄かったです。
人間を泣いたり笑ったり叫ばせたりするあの歌声にはどんな
サージャリウムの力が宿っているというのでしょうか。
気高くも眩く光るすばる流星群みたいなワルシャワフィルも最高。
一番遠い惑星からシートベルツのメンバーとして駆けつけてくれて
ありがとう!

そしてY.K.。
なんて楽しい天才。
楽しむことの天才。
楽しいことをする天才。
音楽も作れます。
ダンスも踊れます。
色んな惑星の言葉を知ってます。
ヒヨコにもなれます。
真っ赤なピアノを奏でます。
最高です。
とびきりチャーミングです。

最後に、スペシャルゲストのガブリエラ・ロビン。
初めて彼女の歌声に触れたのは『マクロスプラス』の
「Torch song」「SANTI-U」でした。
得体の知れない歌声に強烈なインパクトを受けました。
それから幾たび、Y.K.作品で色々な表情の歌声を聴かせて
くれるたびに、その正体は謎を深めるばかりでした。

かなり昔の雑誌記事でしたが、Y.K.が若かりし坂本真綾嬢を語る中で
「マイクの前に立った時の佇まいが良い。歌う事にまっすぐだ」と
いうような発言をしていたのですが、ガブリエラ・ロビン嬢も同じでした。
マイクの前に立つその佇まいと、まっすぐに歌う姿はとてもシンプルで、
とても良かった。
歌い終えた彼女がマイクから一歩退いて背筋をスッと伸ばした様子を、
ずっと忘れないと思います。

さて。
地球公演を無事成功させて宇宙へと還って行ったシートベルツは、
いまどのあたりを星間飛行しているでしょうか。
夜空を見上げたら、その機体が月の近くでキラッと光るかもしれません。
願わくば、軌道修正がありますように。
今世紀中にもう一度地球に降りてきてくれますように!

でも一応、22世紀公演を見れるよう努力はしたいと思います。
長寿家系なので頑張りますよ。
それではみなさん、ざっと100年くらい後にまたLet's Jam!!


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