Il cuore del vuoto
la miafiagilitae
Amore,e colpa tua
虚ろの心
私の儚さは
愛よ汝のせいなのだ
幻の桜宮駅からどのホームから帰るのか?
2匹の仔猫は勝手に虹のエスカレーターに乗り
停まっている電車に入ってしまったので皆乗り込んだ
乗った途端ベルが鳴ってドアが閉まった
水園涼太が手を振っていたので
この電車で秋山が丘駅に行けるんだな
現し世の駅秋山が丘駅で乗り換えて
伊集院の娘舞は伊流眞駅で降りた
舞はこれから伊集院の妻と箱根に行くらしい
私と子猫たちと伊集院陽は加治駅に着き私の自宅へ向かう
元旦の午後4時、もう辺りは暗い
家には主人がいるので飲み仲間の伊集院を待ってる
私は料理が出来ないので、取り寄せのお節料理で飲みだした
2匹の仔猫は遠出で疲れたのか、玄関で寝てしまった
楽しそうに今年の世情などを話している彼らをほったらかし
私も水園涼太と妻の弥生、仔猫たちに憑かれて寝てしまった
目が覚めた声が出ない身体が浮く歩く
明るく輝く元旦の夜が見える
あぁ~また夢遊病
天女の姿になった私
あの人の街の空の上で下界を見た
オートマチックな夢物語 完