一駅前で降りて、音楽を聴きながら歩こう。

そう想った途端に雨。

途中で携帯の電源も落ちた。


静寂に響く靴音と雨音。


そんな時もある。

そんな時ばっかか。


今日も今日とて、濡れて帰る。




先日、JUNとIMAMUNと呑みに。

打ち上げ以外でこうして集まったのなんて、一体いつぶりだろうか?





まず、勿論凄く楽しかった。
気心知れた仲間とこうしてワイワイ呑むのも久しぶりだ。


大半がくだらない話(いつも通り)だったけど、

1軒目の後半で、それぞれのバンドの昔話になった。



3人とも同年代で、命かけて別のバンドやってきた過去がある。


2人がどんな風に仲間達と音を鳴らしてきたのか、すべてを知る事は出来ないけれど、



聴いてる内に、自分の経験とも重なって追体験をしている気持ちになって、




想わず泣いちまった。





誰しも本気でやってたら、うまくいかなかった事、壁にぶつかってどうしようもなくなった事。

沢山ある。




もしも今の自分であの頃に戻れたら
もっと大人になれていたら
死ぬ気で努力していたら
あの時違う選択をしていたなら


、、、。


後悔と言うのもまた違うし、自分の中で折り合いは既に付いていて、悲観的になっている訳でもないんだけれど、


ふとした瞬間にそう想う事がある。




でもそれは、

他の誰も、

自分ですらもう触れないもの。

変えられない、消せない。大事なもの。




違う行動をしていたら、結果が違っていたか??




それは永遠に解らないけれど、


正しいかどうか、と言う話になれば、



俺は想う、絶対的に正しいと。




一生懸命考えて、ぶつかって、答えを出してきた。


標識もない道を、ひたすら歩いてきた。

その時の1番だと想う音を創り、閉じ込めてきた。




それは誰が何と言おうと、結果がどうあれ



 大正解だろ。







その後気付けば、2軒目に差し掛かった頃既に酩酊状態になり、


3軒目はほとんど記憶も無くひたすら椅子で寝、2人とお店の方に大いに世話になる、という近年稀に見る醜態を晒してしまい、本当反省、、、。




ただ一つ言えるのは、



間違い無く記憶に残るいい夜だった。




願う


音が、鳴り止まないように、と。






ここでの告知はまた今度にする、今日はこれでおしまい。



あ、1個だけ。

こないだ3人でやったライブがアーカイブしばらく残ってる。今のうちに見て。