GW最終日。
皆様いかがお過ごしですか?
オトループ 纐纈です。
ミュージシャンは年中通常営業中。一度でいいから味わってみたいGW。笑
今日も変わらず頑張ってます。
本日は黎明の碧セルフライナーノーツ第5弾です。
いつの間にか1曲ずつになってるけど、そこはご愛嬌w
どうぞよろしくお願いします!
■10.Tokyo Friday Night
ネオンサインが瞬いて 浮つき始めたこの街で
「迷いながらも決断出来ない 生活を過ごしてどのくらい?」
場末の酒場で安酒 友の栄光に乾杯
「プライドじゃ飯食えないし さりとて捨てることも出来ないし」
赤くなった顔横目に 惨めさツマミに夜は更ける
Tokyo Friday Night
やり切れない やり場すらない 想い
濃い目のハイボールでも薄まらないや
Tokyo Friday Night
酔いつぶれた夢を抱いて
明日のことなんてさ 解んないよ そう だけど
大体予想つきそうな 千鳥足の未来
いつか いつかと願ってる その いつかはいつ来るんだ?
「全部解ってたことだろう?覚悟出来てたのに今更」
やればできる そんな御託 並べられる程若くもない
「全部選んだことだろう? ぐうの音も出ないとはこのこと」
酒は進む だけど何故か 少しも酔いは回らなくて
Tokyo Friday Night
空騒ぎ 踊る喧騒 湿り切ったこころは
ラガーの苦みじゃ誤魔化せない
Tokyo Friday Night
騙し騙し 生きてきたの 世界 はいつでも
勝手に回って置いてけぼり
Tokyo Friday Night
やり切れない やり場すらない 想い
終電の山手線を待つホーム
Tokyo Friday Night
酔いつぶれた夢を抱いて
明日のことなんてさ 解んないよ そう だけど
運命に乗り遅れそうな
千鳥足の未来
脳内診断Appと同時期、アルバム製作後期に出来た曲。
渋谷の街を歩いてる途中に、サビ頭の「Tokyo Friday Night〜」がふいに降ってきて、そこから広げて創って行った。
タイトルに対して、テーマがベタベタに想えるかもしれないけれど、最初からこれで行こうと決めていて、歌詞はすんなり書けた。ほとんど最初の状態のまま採用されてます。
友人達と飲んでると、結婚生活だったりとか、仕事で出世したとか、そういう話になることが多い。
その後の1人で帰る終電の、何とも言えないあの侘しさ。
そういう時って決まって悪酔いしたり、次の日までめちゃくちゃ酒残ったりする。
酒を飲まなきゃやってられないけれど
酒では決して薄まらない感情もある。
ネオン溢れる眩しい東京。
対照的に靄がかって晴れない心の中。
「運命に乗り遅れそうな 千鳥足の未来」
個人的にはこのフレーズが気に入ってます。
レコーディングしてる最中、エンジニアさんが
『この曲、歌詞がめちゃいいっすね!』
と言ってくれたり、
JUNが、
『いやー本当に耳が痛い」
と言ってたり。
同世代にはどうやら刺さる様ですw
あなたにはどうでしょうか?
あえてA.BはJUNにメインボーカルを取ってもらった意欲作でもあります。
全編、ワウを多用したギターで行こうと決めていて、
かなり楽しいレコーディングとなりました。
2Aで入ってるギターは最初アコギでやってみたものの、ガットの方がいいんじゃない?という話になり、
奇跡的にエンジニアさんがその時持っていたものをお借りして録音。
仕上がって来て、あともう1スパイス欲しい!と思い付きでJeyP君にお願いして急遽スクラッチを入れてもらうことに。
おかげでいい感じにイメージ通りの夜の音に仕上がった。
これもまた今までのオトループ になかったテイストのナンバー。
ライブではどうなるのか、楽しみです!
オトループ 2nd Full Album【黎明の碧】
#1.Ah Hold Me Tight
#2.曖昧ミー
#3.脳内診断App
#4.スポットライトシンドローム
#5.照らすCITY LIGHTS
#6.36-林檎の唄-(Acoustic Rearrange Ver.)
#7.サカナ
#8.割れスマホ理論(Remastering Ver.)
#9.ONE
#10.Tokyo Friday Night
#11.俺達のロック
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