入院した、と連絡を受けてから2週間とちょっと。


伯母が亡くなった。


検査時に既に末期の癌で、手の施しようが無かったそうだ。


あまりに急な出来事だったので、実感が全然なかったのだけれど、いつ会えなくなるかわからないと思い、元々入っていた予定をキャンセルし先日帰省。


短い時間だったけれど、本当に久しぶりに話す事が出来た。


握った手は温かかった。


結果、本当に会いに来て良かった。

何年も会いに行ってなくてごめん。


それから一昨日ひとまず東京に戻ったのだけれど、次の日すぐに訃報の連絡を受けて、今日再度岐阜に最後のお別れを言いに来ました。



高校の時、2年間伯母の家に居候させてもらっていた日々を思い出す。


歌が上手くて、人生最初のカラオケに連れて行ってもらった。その時褒めてもらった事が歌を唄って生きていきたいと想った原体験のひとつだ。


友達とギター弾いて盛り上がって、連絡もなく深夜帰りになった時、ずっと家の前で待っててくれた。そしてちゃんと叱ってくれた。


母親が亡くなった時、『私があんたのお母さんなったるわ。』と言ってくれた。


美味い飯沢山食わせてくれた。


いつもうるさくて、パワフルで、ずっとお蕎麦屋さん頑張ってて。


寂しいよ。



でも、今日親族一同泣きながら、笑いながら送り出せた。本当に久しぶりに皆に会えて嬉しかった。


自分の気持ちにも区切りをつけられました。

メソメソするのも終わり。前向いて歩く。



としちゃんありがとう。

本当にお疲れ様でした。ゆっくり休んで下さい。



俺、頑張るからさ。見ててくれよな。