こんにちは
今日はなかなか気持ちを自分で言えなかった息子にしたことについてお話ししていこうと思います
私の2人の子どもは性格が全く違います
上の子(娘)は何事もハキハキしていてたくさん発言できる人前大好きのリーダーシップのような存在だけど、すごく大雑把
下の子(息子)は恥ずかしがり屋だけど人のことは良く見ていて、割と几帳面なタイプです
これだけ性格違うとそれぞれに対する悩みも違ってくるので毎日悩んでる母です笑
今日はそんな息子についてのお話をしていこうかなと思います
息子は話し始めるのも遅く、自分で自分の気持ちを言えなくて良く手が出ている子でした
手が出ることには私は強く叱っていたので、年少になる頃にはなくなったと思います
ただ言葉が遅いせいかなかなか自分の言葉で気持ちが説明できないので、代弁して違うと良く拗ねていました
幼稚園の最初の頃は自分の気持ちを代弁してもらって頷いて答えていました
だんだん年中年長になってきて自分の気持ちを自分で話す時もなかなか言葉が出てこず、勇気を出してやっと言えたら泣いている子どもでした
なので幼稚園の時は、自分が言えるときはいうようにしていました
小学校に上がり、厳しい先生にあたり、どんどん萎縮してしまい自分の思いではなく、これを言えば怒られないような答えを探して話しているような感じになりました
うまく言葉で説明することは難しいのですが、なんでこういうことをしたの?と聞くような場面で本心ではないようなことを言う感じです
これをいったら怒られると本人は思っていたのだと思います
私はこれをいったら怒られるから大人が望んでいる答えを探すのではなく、自分はこう思ったからこうしたと自分の意見をしっかり言える子になって欲しかったので、今自分の気持ちを言っていないなと感じた時(その時の表情や仕草でなんとなくわかる)は本当の気持ちを伝えてといって伝えてくれた時は『話してくれてありがとう』と伝え、自分の気持ちをありのままに伝えても大丈夫なんだということを何度も経験できるようにしました
いつまでも人に代弁してもらってしか自分の意見が言えないのはよくないなと感じたので、小2になったあたりから、時間がかかってもいいから自分の言葉で話ができるように心がけています(現在も練習中)
息子を見ていると人に話すという経験をしてこなかったから言葉数が少なく、自分で一生懸命話すけど伝わらないから話すのをやめてたり、自分の気持ちではないのにうんと話を終わらせているように見てて思いました
そういうことをするとやっぱりモヤモヤも残るし、自分の気持ちではないから表情が納得してないような表情だったりします
ここで大事なのは、
自分の思いが相手に伝わった という経験を積むことだと思います
息子にもよく言っていることですが、自分の知っている言葉を使って自分の気持ちを伝えて、自分の気持ちが伝わるまで話してみようと言っています
お母さんもあなたの気持ちを知りたいし、しっかり伝わらなかったら自分の心もスッキリしないよと言いながらいつも話しています
例えば習い事で自分がもっと試合に出たかったのに出れなかった時に、本当は試合に出たかったという気持ちなのにその前後でお友達に嫌なことをされたことを拗ねた理由にして話す時があります
なぜそうしてしまうのかはわからないのですが、嘘の理由を言った時の表情はやっぱりスッキリしてないような表情をします
本当にそれが理由なのね?本当のこと言わないとわからないよというと、少し黙って話し始める感じです
自分の気持ちをなかなか素直に伝えられない子は表情など見えるところからしっかり判断することがとても大切だと思います
また伝えてくれた時は話してくれてありがとう、あなたの気持ちは伝わったよとこちらも言葉で言うことで自分の気持ちが伝わったと思ってくれるのかなと私は思っています
こうやって自分の気持ちが伝わると後の本人の気持ちの入れ替えもスムーズだなと見ていて思います
逆に気持ちがうまく伝わっていないといつまでもムスっとした表情のままでいるので、息子はわかりやすいです
また息子がよく黙ってしまうのは自分が悪いことをした時です。
きっとお母さんに怒られるのがわかっているから言えないのだと思います
なので、悪いことをしたときに叱るのではなく、自分が悪いことをしたと思っているのかどうか聞いて思っているのであれば次からはしないようにねと話しています
悪いことをした時はごめんねで反省して、次から同じことをしないように気をつけるのが1番大事かなと思います
そして
自分がされて嫌なことは相手にもしない ということを言っています
自分がされたらどう?と聞いた時に相手の気持ちを考えることも大切かなと思います
自分がされた側の気持ちを考えるようになれれば、同じようなことを何度もしなくなるのかなと思います
最初は自分の気持ちを話すまで時間はかかりますが、時間をかけてまでした方がいい経験だし、自分で話すことが当たり前にできるようになるまで母も根気強く関わっていこうかなと思います
最後まで見ていただきありがとうございました