みなさんおはようございます
今日は幼児期のお手伝いと小学生でそのお手伝いがどうなったかということについてお話ししたいと思います
娘(小4)がお手伝いに興味を持ち始めたのは年少さんになってからだと思います
その頃息子(小1)は1歳でした
当時仕事もまだ始めていなかったので、時間に余裕があり、よくお手伝いしてもらいました
でも娘が年中になったばかりの4月から働き始めたので、1日1日過ごすのに必死でした
そんな時に娘が『お手伝いしたい』といってきました
私はこんなにバタバタしてるのに嫌だな、時間もかかるしと内心思っていたんです
でもそこで、手が4本あると考えよう
と考え方を変えたのです
最初はじゃがいもを剥く、卵を剥く、きゅうりを叩く、レタスをちぎるなど包丁を使わない簡単なものをやってもらうのですが、時間はかかります
でもその間にメインのお肉を焼いたり、スープを作ったりといろいろと自分の料理も捗ります
包丁を使い出したのは年中の最後らへんだったと思います
包丁の使い方や持ち方、切り方を説明してからは自由に切らせていました
にんじんは輪切りや細切り、みじん切りのようなものなどいろんな形になるんですが、切りながら『ママ細くなったよ』『みてー葉っぱみたい』と子どもなりに他のいく学んでいたんだなと当時を振り返ると思います
食事をするときも自分の切ったものを探したりするので、会話も弾みます
また、お肉を触ったり、焼いたりは危なくてやらせたくなかったので、必然的に汁物を主に手伝うようになってきました
時間がかかっていた野菜を切ることもだんだん早くなると、出汁を入れて野菜を入れてと次々とお手伝いが増えていくにつれて自然とお味噌汁の手順を覚えていきました
年長の最後の方になると自分でお味噌汁を作れるようになっていました
手が4本作戦でイライラすることなく一緒に料理を出来ました
強制をするのではなく、やりたいときにやってもらっていたので(今も継続中)よくお手伝いをやってくれています
楽しいと思うだけでやりたいと思う気持ちはいつまでも継続するのだと思います
やりたい時にやってもらってるので、たまにやってほしいことがあって頼んでもすんなりやってくれたりもします
息子にもお手伝いやりたい時期が到来し、卵を剥いてもらったり、野菜をちぎるなどその時できることをやってもらっていました
息子はありがたいことに皿洗いブームもきたので(母皿洗い苦手)、一時期食べ終わったら皿洗いをよくしてくれました
汚れなく洗うことよりもまずはお手伝いを楽しんで欲しかったので、洗い残しもあるのが前提だったので、基本的に自由にさせていました
もちろんしっかりとは洗えてはないですが、我が家は食洗機で洗うので息子が予洗いをしてくれていてとても助かりました
長くは続きませんが、1週間くらいはやってくれたように思います
楽しくお手伝いができるとまたやろうと思えるみたいで、ちょくちょくその後もお皿洗いをしてくれます
ついこの間までおつかいブームが到来し、おつかいを行ったときに自分のお小遣いで200円ほどで買えるおもちゃを買うのが楽しみで毎日『今日買い物ない?』ときてきていました
もちろんおもちゃを買うことが息子の中ではメインですが、ずっと母後ろに隠れていた子が1人でおつかいに行けるようになったのはとても大きな成長です
もちろん自分のおもちゃを全て買えるとおつかいおつかいと言わなくなりました笑
娘は今は小4になりましたが、私より美味しいお味噌汁を作ります
汁物とご飯があれば生きていけるいつも言っているので、味噌などの分量が絶妙なんだと思います
作り方は私が教えた通りなので、なんでこんなに美味しくなるのか今度は私が娘に教えてもらわないといけません
また今では作りたい材料を自分で買いに行き、iPadで作り方を調べ勝手に自分で作っています
この前はフレンチトーストを作ってくれました
このフレンチトーストを作る時に牛乳半カップという項目で計量カップを使うということは知らなくて、コップに半分で作って少し失敗したのですが、こうやって自分で失敗を経験することが大事だと思っているのであえて言わなかったりします
スープにごま油が好きだからと少し多めに入れてましたが、食べてみてごま油が強すぎだと気づき次から量を気をつけていました
こうやって人から教えてもらうより自分で気づく方が1番勉強になると私は考えているので、結構自由にさせています
あまりにも調味料の入れすぎな場合は声をかけますが、娘も味見しながらするのでそういうことはほとんどなかったです
ただ小さい頃は、いろんな調味料を入れて実験のようにしていました
調味料をたくさん入れても美味しいスープになるので不思議です
子どもの頃のお手伝いはやらされるよりもやりたい時にやるのが1番重要かなと思います
子どもたちのやりたいが続くとやりたいが継続するのかなと思います
また1番大切なことは自分の考えを変えるということです
面倒だなという考え方から助かるという考え方に自分を変えることで子どものお手伝いも苦ではなくなるのかなと思います
私が1番やっといてよかったなと思うのは、興味を持ってやったら自然と好きになっていたということです
やらされてすることというのは誰でも嫌なことなので、強制的にやらないようには気をつけています
今日はやりたくない気分のときは無理に頼まないし、やりたいときは断らないとうまくやっていけると思います
私の子育ての基本は、やるべきことを自然な形でできるようになることを目標としているので、それが達成できたことにもとても満足しています
幼児期は特にやりたいと思う気持ちが強いので、その気持ちを大切にしてみて下さい
小学生にもなるとやりたい気持ちがグッと減ってきているのを実感しているので、幼児期がチャンスです